自分にとって旅行の仕事とは

添乗員はやりがいあります

私は旅行の営業を主に仕事をしています。仕事の内容としては、学校の修学旅行や企業の社員旅行、行政視察旅行やや町内会旅行などの組織団体への団体旅行のセールスなどです。

セールスから企画をして、見積を作成して提出。受注後は添乗員として旅行に同行し、旅行が終了して旅行代金をいただいて終了です。

競合旅行会社も、もちろんあります。入札や相見積でまければそこでその団体の仕事は終わりです。また一から出直しです。

毎日こんな繰り返しです。

旅行会社といっても私の会社は大手ではありません。内勤者に旅館やホテル、食事、交通機関の手配を手伝ってもらうことはありますが、ほとんどは自分ひとりでやります。

旅行の営業は、車を売ったりする事と違い、形があるのものではありませんので難しさはあると思います。

例えば車でしたら、性能が良いとか燃費が良いとか見た目がカッコイイとかでお客様も納得して購入になると思いますが、旅行はそうはいきません。

イメージの商売ですので、営業にも少々技術や実績がいります。

私の会社の場合、給料は固定給はありますが営業成績により給料が変動します。今回の新型コロナウイルスにて3,4月は仕事がゼロになりましたので給料も減ります。

自分ひとりですべて仕事をしたり、実績で給料が決まる部分はフリーランスに近いと思っています。しかし手を抜くとすべて自分に跳ね返ってきます。

昼間は外回り、夕方帰ると企画書づくりなどをするので、定時にはなかなか帰れません。休日でも出勤する事も多々ありますし、添乗員として同行するときは朝は早く、夜は宴会や二次会にでることもありますので深夜になることも多いです。

ですが、私はこの旅行業が好きです。好きだから少々きつくても苦にはなりません。

人と接する仕事をしておきながら、私は皆と仕事をするのが苦手です。とても疲れてしまうのです。

若いころは皆に合わせようとして無理をしていて、毎日精神的に疲れていました。

なので、私は外回りの営業が大好きです。営業は一人でできます。自分で計画をして自分で行動します。

添乗員も大好きです。旅行がもともと好きなのですが非現実的な世界をプロデュースできます。一番はお客様に喜んでいただいたり、感謝の言葉を直接聞けることもとてもやりがいを感じます。

私は自慢ではないですが、会社では営業成績は常にトップです。

数字が良ければ上司はある程度の自分のわがまを聞いてくれます。ですのでこの権利を守るためにも営業成績はトップでないとダメなのです。

私は現在はプレーイングマネージャーで管理職の立場ですが、ほとんど営業をしています。数字の管理は部下にまかせています。わがままを聞いてもらっています。

私はあまり会社にいないので、おそらく部下は良く思っていないでしょう。

又、旅行業界全体にいえることですが、業界全体に給料は高くないと思います。

旅行会社は手数料商売です。数%の手数料ですので、やはり数をこなさないと収入は伸びないのが現状です。利幅のある仕事とはいえないと思います。

こんな旅行業界の面からも、副業は重要だと思っています。

投稿者: ひろば

次男が統合失調症になってから大変な5年が過ぎました。絶望した事もありましが家族も落ち着いてちょっと余裕もできました。旅行会社に勤める旅すきな父。

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