旅行業界の今後

明日から6月ですね。

緊急事態宣言も解除され、学校も分散登校が本格的に始まります。

私も長年、旅行業界で働いていますので今後について考えてみたいと思います。

今後、新型コロナウイルスの第二波、第三波がくると言われています。

今は緊急事態宣言が解除になりましたが、感染者数が多くなると、又緊急事態宣言がでるでしょう。

そして宣言とともに感染者数が少なくなれば又宣言の解除になると思います。

この繰り返しが予想されます。

ただ今回のような事はないはずです。

今回の件を学習し、もっと早めに緊急事態宣言がでるはずです。

ですので第二波、第三波の波はだんだんと小さくなっていくと思います。

新型コロナウイルスのワクチンは一年後にできると言われています。

インフルエンザのようにワクチンができれば新型コロナウイルスも特に問題が無くなり旅行の需要も以前のように回復するでしょう。

この新型コロナウイルスのワクチンができるまでの一年間は旅行業界は大変厳しいと思います。

特に私の仕事の旅行業界でも団体旅行は厳しいです。

なぜなら団体旅行は三つの密が多いからです。

・移動は密閉の観光バス

・食事は密室の屋内団体レストラン

・宿泊の食事も密室の屋内宴会場やレストラン

どう考えても三密が避けれません。

しかし感染リスクを回避する努力はしなければいけません。

政府が発表している感染拡大予防ガイドラインの「新しい生活様式」の実践例及び各事業者における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドラインが先般でています。

観光バスなら、乗務員のマスク着用や毎日の検温・健康管理、車内のアルコール消毒はもちろんです。

定期的な換気の実施や荷物の受け渡しや積み下ろしの際の直接接触回避も必要です。

又乗車人員も考えなければいけません。最低1メートルの間隔を保つ為には乗車定員の約半分の人数で乗車する必要があります。

食事施設なら、大皿料理を避け個々の盛り付け料理や従業員の毎日の体温測定・健康チェック・間隔を空けての配席・食事会場の定期的な換気・施設内の定期的なアルコール消毒・入口及び施設内の手指消毒設備の設置・マスクの着用も当然必要です。

食事に集中し、おしゃべりを控えめにお願いするアナウンスによる注意喚起もあると良いです。

宿泊施設なら1部屋当たりの人数を最大限の部屋数を確保した上で調整・定期的な換気。

施設内の定期的なアルコール消毒・入口及び施設内の手指消毒設備の設置・マスクの着用・従業員の毎日の体温測定・健康チェックは食事施設と同様です。

チェックイン時は代表者がまとめてチェックインし、他者は分散して待機させたり、

エレベーター内やボタンの頻繁な清拭消毒や大浴場での入場人数制限、食事会場において参加人数、滞在時間の制限及び席間隔の調整や座布団・座椅子・お膳などは開始前後の消毒徹底しなければいけません。

施設での食事についても大皿料理を避け、個々の盛り付けや客室内での食事の際は、横並び着席の推奨、ビュッフェ料理の場合は、セットメニューへの変更を検討する。

しかしこれらの対応は宿泊施設や食事場所の施設の方々もご苦労されると思います。

新型コロナウイルスの問題が終息すれば必ずお客様は戻ってきます。

それまでは耐えなければいけません。

緊急事態宣言が解除されて次の緊急事態宣言がでるまでの間にお客様を少しでも確保することが今できる最善な策だと思います。

投稿者: ひろば

次男が統合失調症になってから大変な5年が過ぎました。絶望した事もありましが家族も落ち着いてちょっと余裕もできました。旅行会社に勤める旅すきな父。

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