統合失調症忘備録㉔「気持ちを言葉にする事が苦手」

私も実は苦手でした。

不登校になって二週間が過ぎました。

SST(ソーシャルスキルトレーニング)の通院する日だったので一緒に出かけました。

イジメについて話すと医師は驚いていました。

前回の通院はイジメにあったばかりで気持ちの整理がつかずSST(ソーシャルスキルトレーニング)を休みました。

最初に次男と先生でトレーニングをしたあと、私一人で先生と話しました。

今までの訓練での次男の様子と、これからどうしていけば良いのか聞きました。

次男は、

「気持ちを言葉にすることが苦手」

「分かるものもありますが、複雑なものが苦手」

例えば

「友達と約束したあと、先生に頼まれました。先生には何といえば良いか?」

という質問にとっさに答えることができません」ヒントをだすとできます。

(答え:友達と約束があるのでできません)

医師が前回病院を休んだ理由を聞くと

次男「忘れた」

「困っているときに、困っていると言えない」

「だから周りも分からない。これがイライラの原因ではないか?」

「時間をかけて表現することを教える事が大事です。」

人の目が気になることについて

「大丈夫と言ってはだめ。否定されたと思われるから。」

どうすると良いのか聞いてみると

「その人に聞いてみたらどうか?」

親はどうしたらよいのか?聞くと、

「一緒に考えてくれる事が本人に分かるだけで良い」

「人の目が気になる=味方がいない。自分の事を分かってくれる人がいない」

「先生にもお願いした方が良い。」

「社会のルールは理解している。」

「自分の気持ちと葛藤している。成長と共に分かってくる。」

今、思えばもう少し「気持ちを言葉にすることが苦手」という事が早く分かっていれば、親や学校も対応ができ次男も今みたいに苦しまなくても済んだのではないか?

私はまた振り返りをして、後悔をしたのでした。