緊急事態宣言の解除


5月15日、私の住んでいる県では緊急事態宣言が解除されました。

でも次男の障がい者入所施設では、まだ外出、外泊許可がでていません。

特別支援学校もまだ登校できません。

6月1日(月)から、分散登校を開始し、徐々に通常授業に移れるようです。


高等部については、6月1日(月)の前週に登校日を設けて、5月27日(水)を高等部3年生の登校日、5月28日(木)を高等部1、2年生の登校日となります。

先が見えなくて、苦しんでいる生徒のことを考えますとひとまず良かったと思います。

ニュースでは飲食店も始まり、外出者も増えているようです。


気を緩めれば、必ず感染者が増えるます。

増えたら、また非常事態宣言を出すそうですね。

テレビでが仕事が無く、困窮している映像が多くなりました。

政府は支援策も打ち出していますが、次の感染者増までの間、緊急事態宣言を解除する以外の選択肢はなかったのかもしれません。


新型コロナウイルスは、若者に危機感がないと言われてるのを見ました。

28才の力士の方がなくなりましたが、死者は60歳以上の方です。

この病気は年代によって危機意識が違います。

このコロナウイルスは感染しても発病しない場合もあるウィルスなので、自分が感染しても発病すること無く相手に感染させてしまうかもしれません。

仮に1日1万人のPCR検査ができたとしても、日本の人口が約1億2千万人ですから、自分は検査できないかもしれません。

私の家族は60才以上が3名います。

自分の事は自分で守る。

自分の家族も自分が守るという、危機意識を継続して、対応するしかないと思います。

備えあれば憂いなし

本日39県で緊急事態宣言が解除されそうですね。

宣言がでて約1ヶ月がたとうとしています。

次男から「いつ家に帰れるのか?」連絡があったばかりでした。

先週から感染者が激減しています。

非情事態宣言やステイホームのおかげだと思います。


ただ心配なのは、一部の人はもう安心だと思って、出かけ始めている事です。


専門家は二次感染は必ず起こるといっています。

これではまた同じ事の繰り返しです。

私の周りでも、「もう限界だ」とか、「飲みに行く」など声が聞こえてきますが、気持ちは分からなくもないのですが、ここで解放したならば、専門家が言わなくても二次感染が起こる事は、誰でも予想出来ます。

ここで大切なのは二次感染に備えることだと思います。

私は忘れもしませんが、新型コロナウイルスが出始めた1月の下旬、メディアではたいした事は無いとか、風邪みたいなものだとか言っていました。

今思えば、ワクチンもないのになぜそんなことが言えるのか不思議です。

今はワクチンもでてきましたが、ウイルスが変異したらどうなるでしょう?

また今のようになる可能性はあります。

今大事な事は、新しい新型コロナウィルスがでてきても対応できるようにすることですね。

一時期全く無くなった、マスクや消毒液などもドラックストアーにも並び始めました。

もし使わなくても、これ幸いで保存しておけば問題ありません。

自分の身は自分でしか守れませんし、家族も同じ事です。

備えあれば憂いなしです。

新型コロナ、旅行会社の現状

一日でも早く皆が笑顔で旅行できる日を

新型コロナウイルスの影響で東京を中心に「非常事態宣言」がでました。

今回、特に影響を受けた業種は観光業ではないかと思います。

新型コロナウイルスの影響で訪日外国人が大幅に減り、宿泊施設や旅行会社の経営が急速に悪化しています。政府が感染症予防を呼び掛ける中、日本人の外出手控えも広がり、全国の観光地から旅行客の姿が消えつつあります。

旅行業界でいえば、はこれまでSARSやMERS、米同時多発テロやイラク戦争など、感染症や国際情勢で大きな打撃を受けてきました。

ですがご提案をする地域を変えて対応することができました。

今回は対象地域が世界中に広がっており、もう八方塞がりの状況です。

中東呼吸器症候群(MERS)の時は、韓国が流行すれば、代わりに台湾旅行をご提案できました。

でも今回は世界中に感染が広がっていて、どこにも提案・誘導ができません。

私の会社でも、3月、4月の売り上げはほとんどない状況で大変厳しいです。

ゴールデンウイークまでに終息してくれればと思いますが、重症急性呼吸器症候群(SARS)やMERSが流行したときと同様、新型コロナウイルスも終息まで半年程度かかったとすれば7月までは影響があるのではと思います。

でも今の新型コロナウイルスの現状を考えると、これからまだ感染者数が増える事が予想されます。これで秋の行楽シーズンまでずれ込むと大打撃です。

ある大手の観光バス会社は、乗務員を休ませて給料が半分になる代わりに副業が認められたそうです。

副業が認められたとしても、仕事が無ければ収入にはなりません。

この新型コロナウイルスの影響でアルバイトできるようなところがあるかどうか。

私の会社も終息が長引くようであれば、給料が下がる代わりに副業解禁になるかもしてません。

そもそもこのブログを始めたのも、

家族の不安材料はたくさんあるのですが、統合失調症の次男が中学部を卒業して、以前より余裕ができたことと、私のように、このような時にどうしたら良いか分からず、先が見えず、行き詰ってしまった方がいた時に、好転する何かのきっかけになればと思い、資料など残っていますので整理しながら振り返ってみてみようと思ったからです。

又、私も正直なところ事も二人の将来は不安であります。

何か子供に残せることはないか?

新型コロナウイルスになる前からちょっとでも収入があればという思いはありました。

現在はこのブログはアフェリエイトなどしてないのですが、ブログを始めてから一ケ月たちましたので、考えてみたいと思います。

コロナ問題で気になる交通機関の換気

「換気とフィルターで安全」と分かっていても・・・・・

新型コロナウイルスにより航空機や鉄道、高速バスなどの減便や運休などが相次いでいます。

減便や運休は感染対策もあるかもしれませんが、やはり利用者が減って赤字になるからということですよね。

私どもの旅行会社も4月の団体もほとんど延期になってしまいました。

延期ならまだしも、

「こんな事があって、わざわざ旅行に行かなくても」

と中止になる場合も多いのです・・・・・

ですが交通機関ですので、利用する方もいるわけで感染症対策は大変気になるところです。

最近メディアでも「クラスター感染」という言葉をよく耳にします。

集団感染の「3条件」として政府は下記のようにしています。

①密閉空間であり換気が悪い

②近距離での会話や発生がある

③手の届く距離に多くの人

航空機や鉄道(特に新幹線など)を利用される方はは密閉空間で心配という方が非常に多いです。

航空会社においては

「換気とフィルターで安全」

としています。

機内換気システムんぼ概要として

①3分毎の交換(50%は再換気)

②上方(天井)から下方(床)への空気の流れ

③高性能HEPAフィルターの採用

 (ウイルス・最近をほとんど除去する。0.3ミクロン、99.97%の捕捉率)

鉄道や高速バスにおいても、

従業員のマスク着用はもちろんですが、消毒液を置いたり、車両の消毒など取組をしています。

特に新幹線は優れた換気性能を備えています。窓の上に半円状のスリットがあり、そこに手をかざすと常に風が出ています。臭い対策でもあります。

集団感染の「3条件」のなかで近距離での会話や多くの人などは、マスクなどして気を付ければ多少自己防衛できると思います。

団体ではなく、少人数の旅行であれば・・・・

高級ホテルも今なら半値以下で宿泊できるところも多いです。

もちろん100%大丈夫だとはいえません。

コロナウイルスのワクチンもない今は旅行も覚悟がいりますね。

一日も早くインフルエンザウイルスのワクチンなどのようなものや検査薬ができることを祈るばかりです。

旅行会社の新型コロナの対応

新型コロナの終息を祈るばかり・・・・

新型コロナウイルスが世界的に感染が広がるにつれ、一番問合せが多かったのが近々の旅行のキャンセル料についてです。

当社の場合は基本的には新型コロナウイルスの関係の場合はキャンセル料は収受していません。

ただし、パックツアーに関しては一部例外があります。

通常海外旅行のパックツアーの場合、ほとんどが30日前から20%のキャンセル料が発生します。

キャンセル料に関しては、国土交通省の「標準旅行業約款」に基づきます。

今回のコロナウイルスの場合は、外務省が発表する「感染症危険情報」で渡航や滞在が危険だとされている国・地域だとキャンセル料はいただきません。

外務省は危険度を1~4で表しています。

危険度レベル4は渡航中止勧告です。

旅行会社はレベル2以上ですと旅行会社はほとんどツアーを中止するためキャンセル料は発生しません。

海外旅行へお申し込みいただいているお客様へは一通りご案内しまして、旅行に行く意志を確認しました。

もちろんご出発30日前の方はキャンセル料はかかりません。

ただし外務省の危険度がでていない地域に関しては旅行会社もツアーが実施できるものとしているので出発の30日前からキャンセル料をいただくのです。

このケースに関して理解いただける方は良いのですが、ウイルス感染が心配でキャンセルしたかった方の中では理解していただけなかった方もいました。

「もし感染したら、責任をとってもらえるのか!」

とても困りました。

感染しましたらお客様の自己責任になります。キャンセルをするならば、規定のキャンセル料金を払っていただければキャンセルできますし、外務省での危険度がでていない事についても説明しました。

最終的にはしぶしぶ理解をされキャンセルされました。

お金はキャンセル料を差し引き返金しました。

これから春休みで海外旅行も計画している方もいると思いますが、外務省の渡航情報を確認して気を付けてお出かけください。

旅行会社の新型コロナの影響

新型コロナウィルスで大打撃を受けています。

私は旅行会社に勤めています。主に団体旅行の営業をするプレーイングマネージャです。

学生の時から地理が好きで良く旅行にも行きました。知らない土地へ行き、うきうきする感じがとても好きです。

この仕事のいい事は、営業はある程度数字をだしていれば、仕事の時間配分を自分で決めれることです(私の会社だけかもしれませんが・・)

今まで家族も色々あったのですが、次男の病気に関してはデリケートな事だったので会社には伝えていません。

私は外回りが主体なので、営業を兼ねて子供の用事ができた事は大変助かりました。

もうひとつ、旅行会社に入って良かった事は、添乗員として旅行に同行できることです。旅行会社に就職したのはタダで旅行ができるという、よこしまな気持ちでした。

入社当初はタダでいろい色なところへ行けて楽しかったのですが、実際はお客様ありきなので、自分の好きなとこには行けませんし、主は営業なのでいつも数字に追われてばかりです。

家族が大変な時期は私も心労で大変だったのですが、添乗員として色々な場所に行くと気分転換できたり、温泉に入ってリフレッシュでいた点は良かったと思っています。

ただ添乗員として出る場合は家を空けてしまうので、それはそれで心配でしたが、家族がサポートしてくれました。私の両親や障がい者施設の方には大変感謝しています。

前置きが長くなりましたが、

当社が今の新型コロナウィルスの影響が極端に出始めたのは2月の上旬です。

一月下旬は中国の武漢でのコロナウイルスの蔓延に対して、団体旅行でも中国や日本でも春節で中国の方が多いところは気を付けて、マスクや手洗いなど気を付けましょう程度でした。

ところが二月に入り近々の二月~三月の旅行のキャンセルが相次ぎました。

いちばん敏感なのは教育旅行です。

私の地区は5月~6月が修学旅行のピークに入ります。

修学旅行の中止は子供たちにとってもありえないので、予定実行か?延期か?の二択になります。

ただ学校としては秋は行事が多いので予定通り実行したいのが本音です。

しかし延期にするにしても学校側としては、それぞれ修学旅行への思い入れやコンセプトがあり旅行日程の形を崩さないのが基本です。

ですので現状の日にちはそのままで、延期の場合に際して早く仮押さえをする必要があるのです。

それと中学校の場合はほとんどがJRを利用するのでJRは仮押さえができないので延期の場合は早めに決定をしなければいけません。

今現在は中学校はすべて秋に変更になりました。

小学校は仮押さえの段階でまだ様子をみている状況です。新年度早々には結論をだしていただくようお願いをしていますが、おそらく秋以降に延期になると思います。

3月の団体はすべてキャンセルになりました。4月以降もキャンセルが相次いでいます。

新型コロナウイルスは不透明な状況なので心配です。早期終息を祈るばかりです。

涙の卒業式。

次男は初めて卒業証書を手渡しでいただくことができました。

次男が通う特別支援学校の病院分校は「小学部」「中学部」「高等部」があり、病弱者・肢体不自由者を対象としています。全校生徒数は12名です。

卒業式は新型コロナウィルスの関係で、在校生や来賓もなし。

先生も関係者のみ。

式自体も簡略化して40分で終了予定です。もちろんマスクは全員着用。

卒業生は中学部は次男だけ。小学部1名、高等部2名の合計4名です。

次男以外は肢体不自由児で車いすを利用しています。

2月29日から突然の休校なってしまいましたので、久しぶりの学校です。

休みの間、

「卒業すると先生に会えなくなるからさみしい」と言ってました。

病気の時は「さみしい」や「たのしい」などの感情の表現ができませんでした。

じゃあ分校に戻る?」と私が聞くと、

「友達がほしいから、本校でいい」

先日、合格発表がありました。その後にすぐオリエンテーションがあり、おそらく生徒は30名ぐらいいたと思います。オリエンテーションの間も本人も落ち着いていました。病気になる前は友達もたくさんいて良く自転車で遊びに行っていました。

ひとりぼっちの期間が長かったので、以前のようであれば何よりも友達がほしいはずです。

特別支援学校ですが、高等部へ行くにも入試があります。入試の時も私も同行しましたが全くできなかったと言ってました。

次男は4年生から全く勉強をしていません。

中学部も「人に慣れる」ことを目的とし、ストレスがかからない勉強をしていましたので、できなくても当然なのです。ですが受かるかどうかとても心配していました。

先日の合格発表では大変喜んでいました。支援学校ですのでよほどの事が無い限りダメなことはないと思っていたのですが・・・

いよいよ、卒業式が始まりました。

小学部のあと、次男の名前が呼ばれました。

「はい」

大きな声で返事をしました。

校長先生の前へいき、お辞儀をして、卒業証書を受け取りました。

私は涙を流していました。

短い卒業式が終わりました。

先生方にも色々とお礼をしたかったのですが、病弱なお子さんや、呼吸器の関係でマスクのできないお子さんもいるので、早めに退散しなければなりません。

突然の休校もあり、もっとお礼をしたかったのですが、私は次男と先生方に深々とお礼をして二年間お世話になった学校を去りました。

これで、義務教育も終わったのか。

次男も頑張ったけども、父さんも頑張った。

運転をしながら、また目頭が熱くなったのでした。

「東日本大震災」に思うこと。

大川小学校「震災遺構」として保存することを決定されたそうですが・・

あれから9年経ったのですね 。

犠牲になられた方々のご冥福を心から祈り致します。

今はコロナウイルスで世界中が戦いに明け暮れていますが、こんな時に大地震など

が起きたらと想像するだけで恐ろしいです 。

昨年、東北大震災の視察旅行に添乗員で同行しました。

石巻市を中心としました視察です。

私も8年たった石巻がどのように復興しているのか、大変関心がありました。

宮城県北東部の三陸沿岸に位置する石巻地方は東日本大震災の震源地に最も近く、

6000人以上の方が犠牲になるほどの甚大な被害を受けた地域です。

以前たくさんあった仮設住宅の多くは解体され、主要な道路なども整いつつありました。

その中で大川小学校跡地へ同行しました。

大川小学校は3.11で大きな被害にあった場所で。津波で全校生徒の108名のうち74名(死亡70名、行方不明4名)と学校にいた教師11名のうち10名が犠牲となった学校です。

ここでは「語り部」の方のお話を聞かせていただきました。

「語り部」の方のお子さんもこの大川小学校で亡くなったそうです。

「ここにはいくつもの小さな命があった。救いたかった、救って欲しかった、救えたはずの命があったんだ。」

多くの語りに胸が痛くなりましたが、なかでもこの言葉が胸を突き上げた。

私は添乗員なので、お客様の後ろで聞いましたが、涙が溢れてきました。

震災は多くの人の人生を激変させ、一人ひとりが負った心の傷は、時間で埋められるものではないですね。

私も、子供の事で大変な事がいろいろありました。

「元気でいてくれたらそれでいい」

改めて思いました。

今、コロナ感染症が世界や日本を大きく揺さぶっています。

団体旅行も3月、4月はほとんどがキャンセル又は延期になってしまいました。

今は、耐えるしかないですが、必ず終息するはずです。

今できることをおこなって、がんばりましょう!