病院でのソーシャルスキルトレーニングと投薬を初めて一ケ月がたちました。
相変わらず、授業も個別で受けているのですが、同級生とのトラブルや先生に対しての暴言など以前よりひどくなっていました。
実は私は「ソーシャルスキルトレーニング」について少し違和感を持っていました。
ソーシャルスキルトレーングとは簡単にいうと、人同士の距離感の勉強だと思っています。発達障害の子は空気を読んだり、人とのあいまいな関係や事柄が苦手です。
長男のように幼児期に発達障害の診断を受けて、人同士の距離感の勉強するのなら分かりますが、次男の場合は幼児期は元気が良かっただけで特にみんなと揉めたり、指摘を受ける事はありませんでした。
発達障害の長男をみている私は余計に疑問を持ちました。
だからといって、次男については解決策もわからないので医師のすすめをやってみる方法しかみつかりませんでした。
そのうちに、「ただの反抗期なのではないか?」と思うようになりました。
小学生も10歳頃になると「ギャングエイジ」と呼ばれるそうです
この時期は仲間とのつながりができ、グループで行動する時期になります。
これができないと、思春期のステップを踏み外しやすいそうです。
心と身体がアンバランスな時期であり、
「うるせー、てめー」と暴言を吐いたり、壊す、割る、殴るなどものに当たることも多くなります。
私たち親にもに口答えが多くなるのが特徴ですが、成長の表れと言えるので、異常というわけではありません。
自分にも思い当たる節があります。
次男はイライラがつのり、それを発散するために一番身近な人に当たるのではないか?
親の子供への反抗期の対処法は、子供と向き合うことだそうです。
子供を信頼して受け止めてあげる事。
反抗期でなくても重要なこどですよね。
結局、次男の場合は反抗期が原因ではなかったのですが。
ですが例えば、発達障害の子供がただの反抗期と勘違いされると大変な事になると思います。
特徴も似ているので誤解されやすいのではないでしょうか。
反抗期だからと放っておいたり、誤った対応をすると、大きくなった時にもっと酷い状態になるのではないか思います。