「個別授業」が始まりましたが、しばらくたつと、何度も担任から電話や呼び出しがあったのです。
次男は家では比較的落ち着いているので分からなかったのですが、学校では同級生や上級生とトラブルが多くなっていました。
今まで暴言は先生だけだったのが、クラスメイトや上級生にだったり、こちらからけんかをしかけたり、イタズラをしたり、物を隠したり・・・・。
理由を次男に聞いても答えようとしません。言い訳もしようとしません。
4年生にもなると友達関係が難しくなる年ごろだと聞きます。
私はしつけのひとつとして、トラブルになった児童の家へ次男といき謝るべきだと考えました。
いい悪いの分別がまだつかないのではないか?やってはいけない事だという認識がうすいのではないか?
親としてなぜやってはダメなのか。根気よく教えることが大切ではないのか?
私は他の児童とトラブルになるたびに、夜嫌がる次男をつれて謝りに行きました。
「子供同士のことなので・・大丈夫ですよ」という親もいれば
はげしく罵倒し「今度やったら警察にいう」という親もいました。
それも次男が悪いので仕方ありません。
しかし、しつけの一つとして私が考えて事が今思うと良くなかったのかもしれません。
自己肯定感の低下をまねき、精神を病んでしまい最終的には「統合失調症」になってしまったのですから。。。。
でも当時はこれが当然だと思いました。悪いことをしたら誠心誠意謝るべきだとおもっていましたから。
しかしかなり後になって次男は理由を教えてくれました。
・個別授業で特別扱いをバカにされたこと
・長男の障がいをバカにされたこと
・仲間はずれにされたこと
・嫌なあだ名をつけられたこと
私は涙を流しました。
PTAの本部役員ということで学校の先生と近い立場だったので、子供の様子が良く耳に入ってきました。
相手の自宅まで行って謝るほどの事だったのか?
怪我をさせた訳ではないのにやりすぎたのではないか?
しっかりとした親とみられたいだけだったのではないか?
結局子供のしつけといって、単に自己満足だったのではないか?
次男は先生や友達にも怒られたはずなのにクラスのお母さんまで怒られたのは過酷だったよな。
とても反省をし、親として失格でした。。。。。。。。。