統合失調症はなぜ起こるのか(❹環境)
環境の影響は?〜ストレスフルな環境は改善しましょう〜
かつて養育環境の悪さが発病の主因と考えられたことがありましたが、現在ではこの考え方は支持されていません。養育環境はあくまでも発症の1つの要因にすぎません。しかし、養育環境を含めたストレスフルな環境は統合失調症の発病に影響すると考えられています。
以上、統合失調症ナビ引用
次男についてはこの❹の環境が統合失調症の大きな原因だったと考えていました。
「学級崩壊」と「いじめ」という大きなストレスが影響された事は間違いありません。
統合失調症ナビでも、
統合失調症の発症については、1つの原因に起因するものではなく、いくつかの危険因子が重なって発症するというストレス・脆弱性モデルが考えられています。病気になりやすい“もろさ”(脆弱性)があるところに、周囲のストレスフルな環境や重大なライフイベントなどのさまざまなストレスがかかることが発症の引き金となるという考え方です。
とあります。
これを次男にあてはめると、
「遺伝というもろさ」
と
「耐え難い環境」
により、小学生ではあまり例がない「統合失調症」を発症したのではないかと思います。
もちろん、遺伝については変えることはできません。しかしこれを踏まえた上でもっと次男に配慮ができたのではないかと思うと悔やんでも悔やみきれません。
もう一つの耐え難い環境の改善についても、力不足だったかもしれませんが、何もしなかった訳ではありません。
この次男が耐え難い環境だった「学級崩壊」と「いじめ」についても振り返ってみたいと思います。