統合失調症忘備録③「脳の変化・性格?」

統合失調症の決定的要因はないようですね。

統合失調症はなぜ起こるのか(❷脳の変化)

脳の変化とは?〜妊娠期・出生時の障害の影響も原因の1つにすぎません〜

いくつかの統合失調症の患者さんの脳について調べた研究では、脳の萎縮がみられること、前頭葉や側頭葉という部位が小さいこと、海馬や扁桃体という部位がとくに左側で小さいこと、前頭葉の機能が低下していることなどが報告されていますが、これらが発症にどのように関与しているのかについてはまだわかっていません。
また、お腹の中にいるとき(胎児期)のウイルス感染や栄養不良、出生時の無酸素状態などで脳の機能的な障害が生じ、成長期の神経系の発達や成熟に影響を与えてしまった場合に、発症の原因になるのではないかと考えられています。したがって、これら妊娠期や周産期の障害があったからといって発症するわけではなく、危険因子の1つにすぎません。

以上 統合失調症ナビ引用

次男は、脳の検査はしてもらっていません。

病気の原因が分からない為、検査をした方が良いのか?迷った事もありましたが、 仮に 脳の萎縮 があったとしても 、結果論になりますし、 発症にどのように関与しているのかについてはまだわかっていません。

当時は直すことを前提としていた為検査をしませんでした。

また、お腹の中にいるときや、出生時に何らかの影響があった場合のことですが、これは当時、病院からは特に指摘がありませんでした。こちらは関係ないようです。

統合失調症はなぜ起こるのか(❸性格)

性格は関係するの?〜よくみられる気質・性格があるといわれています〜

統合失調症の人には一定の性格傾向があることが知られています。たとえば、内気でおとなしく、控えめ、神経質なところがあるかと思えば無頓着であったり、傷つきやすいなどの気質です。人と交わるのが苦手で、一人でいることを好む傾向もしばしば見られます。これらはすべての人に当てはまるわけではありませんが、発症と何らかの影響があるのではないかと考えられています。

以上 統合失調症ナビ引用

次男は病気になるまでは活発でした。友達も多く学校が休みの時はほとんど自転車で出かけていました。内気でおとなしくはないのですが、とても神経質で傷つきやすいのです。

最近「HSP」という言葉よ良く耳にします

英語では、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)といい、「ひといちばい繊細な人」という意味で、この頭文字を取ってHSP(エイチエスピー)と言います。

人の気質を表す言葉だそうですが、「妻も私の事だ」と言いっています。

私も妻は人の言動に動揺しやすかったり、人の感情に自分の気持ちも左右されてしまったり、します。

毎日「生きにくい」だろうなと思っていました。

長男もこれにあてはまりますし、次男も当てはまります。

次男は傷つきやすいのですが、その事を人に言うことができません。我慢をしてしまいます。

以前「名前の苗字を変えてほしい」ということをいわれました。

なぜかと聞くと

「嫌なあだ名をつけられるから」と言っていました。

苗字は変えることはできないよ。とあまり深く考えなかったのですが、本人からすると深刻な問題だったかもしれません。

それに、いじめの前兆だったかもしれない事を考えると後悔しています。

投稿者: ひろば

次男が統合失調症になってから大変な5年が過ぎました。絶望した事もありましが家族も落ち着いてちょっと余裕もできました。旅行会社に勤める旅すきな父。

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