統合失調症忘備録⑦「モンペア対処法?」

学校側の対応も一苦労です。

モンスターペアレントの対処法を考える。

次男が「統合失調症」になったきっかけのひとつは、この年にかぎってモンスター親子がまざっていたことだったと思います。

 当時、私はPTAの本部役員として荒れている教室をみましたが、本来保護者も現状をみてもらって、親に自覚してもらった方が良いと思っていました。

学校側に親に教室をみてもらう話をしたのですが、以前より授業の参観を親が拒否をしているそうです。

それどころか、授業参観の話をすると、この状況を学校の責任にして逆上し、手が付けられなくなるようです。

学校側もなすすべがないとのことでした。

本来なら、現状を認めて学校と一緒に対策を考えるのがベストだと思います。

自宅でしつけ直すにしても、ADHDにしても、やり方があるはずです。

ただ学校もADHDかもしれないと分かっていても、医者ではないので保護者には言えない部分はあるかと思います。

まして、お子さんが障害をもっているとは言えないるはずもないです。

保護者も突然、障がいを持っていると言われても、困惑するのも分かりますし、人のせいにしたい気持ちも分からなくはないです。

保護者にもよると思いますが、このようなデリケートな問題の時は、学校側も細心の注意を払って、保護者の気持ちに寄り添い、今後の対応を考えていくことが「学級崩壊」の終息に大きく影響されると思います。「学級崩壊」が自然と終息される事はないと思いますので。

又、このような時は、学校側は医者を紹介して相談を促します。

 長男の場合ですが、保育園の時に、園長先生から医者を紹介してもらいました。

医者から「広汎性発達障害」と言われた時はショックを受けたのを覚えています

広汎性発達障害とは、対人関係およびコミュニケーション能力の障害やパターン化した行動、強いこだわりなどの特徴がみられる障害の分類のことです

長男には身体的な不自由さは感じていませんでしたが、育てにくさはとても感じていました。

赤ちゃんの頃から夜泣きがひどい、ハイハイができない、かんしゃくがひどい・・・などでした。

私と妻は何か育て方が間違っていたのじゃないか?と悩んだ時期でした。

障害があると分かった時はショックはうけましたが、心のどこかでほっとした部分もあったのです。育て方ではなく生まれ持ったものだったのだと。

 次男の方は先生が病欠になり教育委員会も動いていました。一大事と認識はされているはずです。

先生は病欠になり、そのかわりに、非常勤の講師が2~3名入りました。

次男は4年生の3月から不登校になりましたので、その後の学校の様子は分かりません。

5年生になると、担任の先生は転勤でいなくなりました。

統合失調症忘備録⑥「モンスターペアレント」

モンスターペアレントの対処法は?

私の地域は、夏休みが終わるとすぐ9月に運動会があります。

次男は足が速くリレーの選手に選ばれました。

そして問題があるA君もリレー選手に選ばれていました。

運動会は赤組と白組に分かれます。次男とA君はそれぞれ別の組でした。

運動会当日A君は次男にこう言ったそうです。

「バトンをおとせ」

「やらないと分かっているな?」

ですが、次男は気にすることなくバトンを落としませんでした。

このことは後から次男から聞いたのですが、それから嫌がらせが始まったそうです。

 授業の方は相変わらず、先生は騒がしい中、一人で授業をしている状況でした。

授業が成立せず、複数の生徒が廊下を走り回り騒ぐ・・・

そして問題がある児童が一人増えて3名になっていました。

 この頃になると、A君のおかあさんは保護者からモンスターペアレントとして恐れらていました。

A君のおかあさんに数名が苦言をいった話を聞きました。

すると、もそすごい攻撃にあったそうです。

まず、学校のせいにして逆上します。自分は被害者だと・・・

そして苦言を言った人の人格否定をします。

彼女から攻撃されてストレスで具合が悪くなった人まで出てきました。

それだけに限らず、彼女は子供が批判された「うわさ」を聞くと、その保護者の家まで出向き攻撃をするのです。

そのうち、おかあさんの保護者は誰も苦言を言う人がいなくなりました。

A君のおかあさん以外にも、学校や担任の先生のせいにしたり、指導力不足を強烈に批判する保護者が数名でてきました。。

もちろんA君のおかあさんは担任の先生や学校にも攻撃していることは想定内であり、ついに先生はモンスターペアレントと問題がある児童3名で精神を病んで休職・・・・

 次男は10月に入ってから目に見えて、様子がおかしくなりました。

授業中の離席が始まったのです。

先生が何度、注意をしても授業中に出て行ってしまいます。

次男に聞くと「うるさくて我慢ができない」と

このころから、イライラが強くなって、先生に注意されると強い口調で言い返す事が頻繁にでてきました。

こんなことがつづき、保健師の先生は念のためと病院の受診を勧められたのでした。

(次につづきます)

統合失調症忘備録⑤「学級崩壊」

この頃はギャングエイジと呼ばれていました。

「学級崩壊」の原因

統合失調症は、およそ100人に1人弱がかかる頻度の高い病気です。

一般的に主に思春期〜青年期の若い方が発症しやすいといわれています。

前回、「統合失調症 忘備録④」で次男が「統合失調症」になったと考えられる原因のもとを考えてみました。

遺伝という病気になりやすい「もろさ」と耐え難い「環境」が重なり統合失調症になったと推測されます。

今回は、改善の余地があったかもしれない「環境」について考えてみたいと思います。

不登校になる前の話です。

当時、小学校3年生頃から二人の児童により授業が騒がしかったようです。

小学校4年生に入ると、数名の親から

「子供が授業がうるさくてできない」と言っている。

そういった声が多く聞こえ始め、騒ぎが広がりました。

その当時、私はPTAの本部役員をしていました。

ある同学年の子供がいるPTA役員から話がでました。

「問題にのある児童がいて授業ができないそうですが、学校側は対策はないのか?」

しかし学校側は消極的でした。その時は事実を話そうとはしませんでした。

やがて、学級懇談会でも話し合いになり、実際の授業風景をPTA役員の私ともう一人で見る事になりました。

以前、授業参観したときの記事を書きましたが

二人のお子さんは、授業中ウロウロするのは日常で、先生に関係ない事を話しかけたり、寝転がったり、水槽で遊んだり、騒いだりと・・それに何人かつられて他のお子さんも騒いだりとすごい状態でした。

一緒に参観した保護者の方は

「まるで動物園だ」

と言っていました。

私は長男が発達障害なので、自分なりに勉強していました。

「おそらく、ADHDなんだろうな」

ADHDとは注意欠陥多動性障害の事です。

障がいのの一つで本人が悪いとか、保護者の育て方が悪いとかではありません。

おそらく学校側も発達障がいの事実をあまり広げたくなかった配慮だったのかもしれません。

それともう一つ学校が配慮した理由が、二人の子供のうち一人の母親はかなりのモンスターペアレントだったからです。

子供に何かあると先生を罵倒したり、校長先生に苦情をいったりと学校のせいにしていました。校長先生もかなり疲弊していたようです。

きっとその母親も子供が発達障害という事を受け入れられなかったかもしれません。

学校側もデリケートな問題なようで、そのお子さんを一緒に授業をうけさせないことができないようです。

学校が表立って何も対策をしないまま、長い夏休みが始まりました。

「学級崩壊」問題については一旦、先送りです。

夏休みが終わるとすぐ「運動会」があります。

この運動会で次男とADHDと思われる児童との問題がおき、次男が崩れてしまうことになるのでした。

(次につづきます)

HSP「ハイリー・センシティブ・パーソン」

新学期、新年度がんばりましょう!

妻に言われるまでHSPとういう存在を知りませんでした。

内向的や神経質などネガティブなイメージを持たれやすいし、生きにくさを感じるHSPですが、実はそういう自分もHSPなのかと思い当たるところがあります。

私は旅行会社で営業をしています。営業もしますが、添乗員として一日中お客様と過ごすことがあります。

毎日、人と接する仕事をしているのですが、昔から職場や学校、組織に属するのが息苦しいと思っていました。

中学校まではそこまで気にしなかったのですが、高校に進学してからは人といるのが嫌で、友達もつくらず一人でいる方が好きでした。

こんな自分を変えなければと悩み、旅行会社へ就職しました。

職場や組織に属するのが息苦しく思ったのは人に合わせなければいけないからです。

営業でもお客様に合わせ、会社でも皆に合わせ、毎日疲れてしまっていました。

旅行会社も添乗員が華やかに見えますが、仕事がないと添乗もできません。

主は毎日営業で外回りです。実はこれは自分に合っていました。

会社にいることが嫌いなので、朝からすぐ外へでます。

営業は人と会わなければなりませんが、その場その場で過ぎていくので気づかれしません。

又、その日の成果などを日誌で提出しなければならないのでサボることはできません。ですので営業件数も多く、自然と営業成績が一番になります。

朝いちばんから営業にでて、デスクワークは皆が帰ってから一人でやりたいので必然的に帰宅が遅くなります。皆からは仕事が好きな人と思われていました。

そんなことを一人で毎日しているので、「一匹狼」とレッテルを貼られています。

でも、それでもいいと思います

「人がどう思っても関係ない。自分が良ければいいんじゃない」

そう考えるようになってから随分気が楽になりました。

でも今は立場もあり、部下もいるので疲れます。

ただ救いはプレーイングマネージャなので、外回りの営業もできるので助かります。

私は旅行の仕事は好きなのでどんなに忙しくても辛くありません。なので営業成績は良いです。

会社にもプレーイングマネージャーという立場として、営業もできるように、少しわがままを聞いてもらってます。

もし、会社に毎日いる立場になったらと思うとぞっとします。精神的に無理ですし、無理して勤めても精神的に必ず病みます。

なので、会社を辞めると思います。妻も了承済です。

HSPはネガティブイメージですが、感受性が強く、 高度な共感力を持つなど他の人にはない優れたスキルを備えている人もいるので、有名人や芸能人として活躍している人達もいるそうですね。

自分も子供もそうですが、できるところを伸ばした方が断然良いです。

就労継続支援利用のその後

何事も前向きに生きたいですね。

長男は今日、就労継続支援の施設を休みました。

3月16日から就労支援継続の施設に通っていますが、それから半月がたちました。

通所2日目でいきな休んでからは、毎日通っていました。

施設には若くてやさしい女性の職員さんがいて、いつも気にかけてくれるそうです。

長男もいつもその職員さんの話をしてくれます。

ですが最近の長男は様子がへんなのです。

新型コロナウイルスの事でかなり動揺しています。

家ではニュースは絶対にみません。

それは必ずコロナウイルスの件が流れるからです。

私の住んでいるところは田舎なので、近くではまだ感染の事例はありません。

ですが、最近は「首都閉鎖」とか「緊急事態宣言」などの言葉でかなり、長男はビビッています。

その心配が積もり積もって動揺しているのです。

前日には、その職員さんにも新型コロナの話しをしたそうで、職員さんも

「休むのなら朝電話してね」

と言われたそうです。朝も自分から施設に電話を入れていました。

「今日は休みます。明日は必ず行きます。ご迷惑をおかけしましてすいません」

ちゃんと言えたことに対して感心をしました。

長男も自分の事を

「心配障がい者」

といいます。

つい最近のことですが、妻から

「私も子供もHSPだから」

統合失調症 忘備録③でも触れましたが

「ハイリー・センシティブ・パーソン」の略だそうです。

人の言動に動揺しやすかったり、人の感情に自分の気持ちも左右されてしまったり、周囲の音、光、匂いなどが気になって仕方なかったり。あなたは今、そんな毎日を過ごしながら世の中を「生きにくい」と感じているかもしれません。

職場や学校、組織に属するのが息苦しく、自分を変えなければと悩んでいる方もいるでしょう。

以上 新宿ストレスクリニックHP引用

長男も私がそこまで思わなくてもというところまで心配をします。

妻も昔からかなりの心配性でした。

仕事面では結婚当初は家業を手伝っていたのである程度、融通もきたのですが、家業が倒産したため、他で働くことになりました。

他で働いた事が無いために大変苦労しました。

最初は仕事や人間関係に馴染めず、職業を転々としていた時期がありました。

それとうちの家族は音にもかなり敏感です、人の足音などはいつも察知します。

次男も妻に似たところがあります。耳もかなり良いため、小学校の授業中の離席は聴覚過敏だからだねと診断をされた事がありました。

HSPは繊細で感受性が豊かで、敏感な人を指します。

性格傾向を名称で表したものであり、病気ではありません。

家族は皆、ネガティブ思考なので、何とかポジティブ思考にチェンジできないか思案しています。

統合失調症忘備録④「環境?」

安心して学校に通わせたかったです。

統合失調症はなぜ起こるのか(❹環境)

環境の影響は?〜ストレスフルな環境は改善しましょう〜

かつて養育環境の悪さが発病の主因と考えられたことがありましたが、現在ではこの考え方は支持されていません。養育環境はあくまでも発症の1つの要因にすぎません。しかし、養育環境を含めたストレスフルな環境は統合失調症の発病に影響すると考えられています。

以上、統合失調症ナビ引用

次男についてはこの❹の環境が統合失調症の大きな原因だったと考えていました。

「学級崩壊」と「いじめ」という大きなストレスが影響された事は間違いありません。

統合失調症ナビでも、

統合失調症の発症については、1つの原因に起因するものではなく、いくつかの危険因子が重なって発症するというストレス・脆弱性モデルが考えられています。病気になりやすい“もろさ”(脆弱性)があるところに、周囲のストレスフルな環境や重大なライフイベントなどのさまざまなストレスがかかることが発症の引き金となるという考え方です。

とあります。

これを次男にあてはめると、

「遺伝というもろさ」

「耐え難い環境」

により、小学生ではあまり例がない「統合失調症」を発症したのではないかと思います。

もちろん、遺伝については変えることはできません。しかしこれを踏まえた上でもっと次男に配慮ができたのではないかと思うと悔やんでも悔やみきれません。

もう一つの耐え難い環境の改善についても、力不足だったかもしれませんが、何もしなかった訳ではありません。

この次男が耐え難い環境だった「学級崩壊」と「いじめ」についても振り返ってみたいと思います。

統合失調症忘備録③「脳の変化・性格?」

統合失調症の決定的要因はないようですね。

統合失調症はなぜ起こるのか(❷脳の変化)

脳の変化とは?〜妊娠期・出生時の障害の影響も原因の1つにすぎません〜

いくつかの統合失調症の患者さんの脳について調べた研究では、脳の萎縮がみられること、前頭葉や側頭葉という部位が小さいこと、海馬や扁桃体という部位がとくに左側で小さいこと、前頭葉の機能が低下していることなどが報告されていますが、これらが発症にどのように関与しているのかについてはまだわかっていません。
また、お腹の中にいるとき(胎児期)のウイルス感染や栄養不良、出生時の無酸素状態などで脳の機能的な障害が生じ、成長期の神経系の発達や成熟に影響を与えてしまった場合に、発症の原因になるのではないかと考えられています。したがって、これら妊娠期や周産期の障害があったからといって発症するわけではなく、危険因子の1つにすぎません。

以上 統合失調症ナビ引用

次男は、脳の検査はしてもらっていません。

病気の原因が分からない為、検査をした方が良いのか?迷った事もありましたが、 仮に 脳の萎縮 があったとしても 、結果論になりますし、 発症にどのように関与しているのかについてはまだわかっていません。

当時は直すことを前提としていた為検査をしませんでした。

また、お腹の中にいるときや、出生時に何らかの影響があった場合のことですが、これは当時、病院からは特に指摘がありませんでした。こちらは関係ないようです。

統合失調症はなぜ起こるのか(❸性格)

性格は関係するの?〜よくみられる気質・性格があるといわれています〜

統合失調症の人には一定の性格傾向があることが知られています。たとえば、内気でおとなしく、控えめ、神経質なところがあるかと思えば無頓着であったり、傷つきやすいなどの気質です。人と交わるのが苦手で、一人でいることを好む傾向もしばしば見られます。これらはすべての人に当てはまるわけではありませんが、発症と何らかの影響があるのではないかと考えられています。

以上 統合失調症ナビ引用

次男は病気になるまでは活発でした。友達も多く学校が休みの時はほとんど自転車で出かけていました。内気でおとなしくはないのですが、とても神経質で傷つきやすいのです。

最近「HSP」という言葉よ良く耳にします

英語では、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)といい、「ひといちばい繊細な人」という意味で、この頭文字を取ってHSP(エイチエスピー)と言います。

人の気質を表す言葉だそうですが、「妻も私の事だ」と言いっています。

私も妻は人の言動に動揺しやすかったり、人の感情に自分の気持ちも左右されてしまったり、します。

毎日「生きにくい」だろうなと思っていました。

長男もこれにあてはまりますし、次男も当てはまります。

次男は傷つきやすいのですが、その事を人に言うことができません。我慢をしてしまいます。

以前「名前の苗字を変えてほしい」ということをいわれました。

なぜかと聞くと

「嫌なあだ名をつけられるから」と言っていました。

苗字は変えることはできないよ。とあまり深く考えなかったのですが、本人からすると深刻な問題だったかもしれません。

それに、いじめの前兆だったかもしれない事を考えると後悔しています。

統合失調症忘備録②「遺伝?」

良い遺伝ならよいのですが・・・

統合失調症はなぜ起こるのか?(❶遺伝)

次男が「統合失調症」と診断されたのは、児童精神科の病棟に入院する前の小学校六年生の三学期です。精神障害者手帳の1級も取得しています。

それまでは、特に診断名というものは無く、ある医者は「聴覚過敏?」別の医者は「ADHD?」 (注意欠陥多動性障害) といったあいまいな感じでした。

次男はこれまでの小児検診でも特に発達障害関係の指摘がなく「ADHD」 (注意欠陥多動性障害) は違うかな?と思っていました。

長男の場合は幼児の時に、発達障害の「自閉症スペクトラム」と診断されています。

発達障害は生まれ持った障がいなので、急になる病気などではありません。

次男は4年生までは特に発達障害の指摘はありませんでした。

小学生で統合失調症になる事例は少ないようです。

では、「統合失調症」はなぜ起こるのか?

原因は十人十色だと思いますが、そこから次男が統合失調症になった原因なども考えてみたいと思います。

一般的に統合失調症になる原因はまだはっきりとわかっていないようです。


現在のところ、ストレス・脆弱性(ぜいじゃくせい)モデルの考え方から、原因は1つではなく、さまざまな原因が複雑にからみ合って発症すると考えられています。

①遺伝が原因?〜遺伝はあくまでも原因の1つにすぎません〜

統合失調症では遺伝的な要素があると考えられていますが、あくまでも原因のうちの1つに過ぎません。たとえば全く同じ遺伝子をもった一卵性双生児が2人とも発症するわけではなく、その割合は50%程度です。また、統合失調症の患者さんの家族を調べても、両親の約9割は統合失調症ではなく、兄弟を含めてもその割合は約8割とされており、さらに甥や姪まで調べても約6割とされていますから、遺伝は発症の原因の1つでしかないことがわかります。病気が遺伝するのではなく、病気のなりやすさが遺伝すると捉えることが大切です。

(以上 統合失調症ナビ 引用)

妻の父は妻が小さいころ、精神を病み自殺をしています。

妻の家は昔、地元では名のある名家でした。妻のおじいちゃんがやり手で手広く事業をしていました。妻の両親は晩婚で父は婿養子ですぐ社長になりました。

いきなり社長になったので、かなりのプレッシャーがあったことは推測されます。その時、精神病あるいは統合失調症だったかは分かりません。

(その後は妻の母が社長を継ぎました。私も結婚後しばらくして、今の会社を辞め手伝うこととなります。理由は跡継ぎの妻の実家の長男が、次に書きますが病気になったからです。ですがその後すぐ事業がうまくいかなくなり私が手伝いに入ってから4年で倒産してしまうのです。又機会があれば経緯などは書きたいと思います)

妻には双子の兄がいます。実は兄は「統合失調症」で今も入院をしています。

妻の双子の兄は、高校時代からバンドを組み、ミュージシャンをめざし上京しました。

私が結婚して2年後くらいに様子がおかしくなり地元に帰ってきました。

幻聴や幻覚になやまされ服薬していました。

幻聴、幻覚が日に日にひどくなり、「人の声が聞こえる」と、急にいなくなったりすることが多くなりました。

警察にもお世話になる事も多々あった為、入院をしました。

原因は聞いていません。かなり後になりますが「統合失調症」と聞きました。

妻の家系では次男に近いところで統合失調症になっています。

「統合失調症」への病気のなりやすさが遺伝したかもしれません。

動画広告でやられました③

うまい話しには必ず裏がありますね・・・・

私は仕事で出先だったのですが、空いた時間で何度も電話しました。

すると、消費者センターの方が電話していただいたおかげか分かりませんが、電話が繋がったのです。

「〇〇〇です」と女性の声。

〇〇ダイエットサプリメントのお試し価格を解約したいのですが。と言うと

「担当から後ほど電話させますので、しばらくお待ちください」

やっぱりな。

私は、2回目の解約は発送の7日前なので、明日までなのですが。と伝えると。

「担当でないと分かり兼ねますので、お待ちください」

と電話を切られました。

きっと、今度は怖い男の人から電話があるんだろうなと思い電話を待ちました。

3時間、4時間たっても電話がありません。

明日はあさから電話してみるかと思っていると、電話がありました。

会社で仕事をしていたので携帯電話に出ることもできず、先方の営業時間も終わっていたのでいずれにしても明日だなと思いました。

すると、留守電が光りました。

聞いてみると、

「担当の〇〇です。遅い時間に申し訳ございません。明日改めてお電話いたします」

優しそうな女性の声で、丁寧な口調でした。私は少し安心しました。

でも、タイムリミットは明日なので朝から電話をする意気込みでした。

明日電話すると、不思議と最初にかかりました。

「〇〇会社、〇〇でございます」

昨晩電話をもらった方でした。

昨晩、解約の件でお電話いただいた○○です。というと

「は?」と

○○さん、ですよね。留守電もに入っていたのですが。

「え?」

とても怪しいです。

とにかく差額は払うので1回目で解約していのです。どうすればよいのですか?

「はいはい」

なんなんだ!!

「電話ではできませんので、今からアドレスをいいますのでインターネットからお申込み下さい。お支払いは振込ですか?カードですか?」

振込です。と答えると

「入力すると、振込先がでますのでそちらへお支払いください」

私も一言いいたかったのですが、ここは我慢をして

1回目の支払いだけで良いのですよね。と確認すると「そうです」と答えました。

いつまでに払うといいのですか聞くと「今週中」と返答がありました。

私はもう二度とかかわりたくない思いで、言われて通りネットから解約手続きをして、指定の口座に振り込みをしました。

でも、アマゾンや楽天でも販売してるのになぜ・・と疑問をもったので他のこのサプリのサイトから「アマゾンからも申し込めます」をクリックしよくみると靴下のページで、このサプリは販売していませんでした。楽天も同様でした。

いい年をして、もったいない授業料だったな。

大反省したのでした。     

(このお話は終わりです)

動画広告でやられました②

後悔しても、あとのまつり・・・・

申し込み後から10日後。

解約しようと申し込み時に載っていたメールアドレスに送ると

返事がなく、翌日送っても返事がない。

電話してた方が早いかな。

通販の会社のホームページにのっていた電話番号へ。

「ただいま電話が大変込み合っています。しばらくたってから電話下さい。」

何度電話しても、このアナウンスです。

「おかしいな」

通販のホームページを慌てて詳しくみてみると、

「お申込みの20日後に2袋お送りします(11,300円 35%オフ)

「60日後には3袋お送りします」

とあります。

解約の欄には

「お申込みの20日前まででしたら解約できます」

つぎに、

「2回目の解約は発送の7日前までにご連絡下さい」

「お試し価格の方は差額をお支払いいただいて解約となります」

と小さく書かれています。

ということは、

つまり、

お試し価格でも、解約なら正規料金の8,800円はとにかく払わなければならないのか(正規料金とは到底思えないが)

まてまて、それだけじゃない。

2回目の解約は発送の7日前までにということは、20日ー7日で13日前までに解約しないと2回目は払わなければいけないという事です。

今日は購入後12日前なので明日までに解約しないと2回目の解約に間に合わないということです。

じゃあ、あさって解約しても8800円×3個で26400円は払うということなのか。

「完全にやられた・・・・・・」

何度電話してもでないし、

これが手なのか・・・・

何か方法はないのか・・・・

ネット通販はクーリングオフできないし

私は消費者センターに電話して相談する事にしました。

事情を話すと、担当の方は

「最近このような、電話がとても多いのですよ。」

と優しく答えてくれました。

私はそんなに多いのなら何とかなるのかな?と希望を持ち、今回のトラブルの会社のホームページのアドレスを伝えました。

「あ~これですね」と少し時間をかけて見ていただきました。

「こういう、おいしい話は100%危ないのですよ」

そうですよね。

「ほんとですね。小さく書かれてますね。ても小さくても読めますしホームページに書いてあれば法的には問題ありませんよ。」

ガクッ。

何か方法はないのか?聞くと、

「お試しを解約する前提の話になってしましますが」

(8,800円ー500円の8,300円を払うのはやむなしで、2回目の分まで払う事を回避するということ)

「とにかく何回も電話してください」

「メールも何回もして下さい。何度電話やメールしてもでない事と、返事が無いのでこのメールをもって解約とする。ということを書いて送って下さい」

2回目発送の解約の日にちが明日までしかない事も伝えると、

「メールだと届いていないと言われる可能性があるので、手紙でも同じように書いて、特定記録で送ると良いかもしれません。」

(特定記録とは受け取ったという証明書が発行される)

「私の方からもその会社に電話してみます」

消費者センターの方は、そういうと電話を切ったのでした。

次につづきます・・・・・。

動画広告でやられました①

ネット通販は便利ですが・・・・

私はお笑い好きで良く、芸人の動画配信をみます。

余談ですが、最近の自分の推しは、

「さらば青春の光」(ネタが天才)

「スーパーマラドーナ」(M1への情熱は共感します)

「パーパー」(ほしのディスコの自虐ネタと演技は神)

「ぺこぱ」(2019年M1、3位乗りつっこまないはブレーク間違いない)

です。

あるお笑い芸人のユーチューバーで人気の動画をみていると、広告で

「ダイエットサプリメント初回500円」の文字が。

「メーカー希望小売価格 8,800円 が 94%オフ」

それも

「サプリで脂肪と糖質の吸収を抑えるので食べ物の制限がいらない!」

「脂質・糖質の吸収を抑えてスリムボディを目指す!」

「すきなものをすきなだけ食べていいんです!」

「食事制限なし!」

実は、昨年初めて健康診断に引っ掛かりました。

尿酸値と肝機能ですが、再検査で医者に言われたことは

「痩せなさい」と言われました。

当時、体重は90キロありました。

そして今年も正月明けてすぐ検診がありました(少なからず寝正月の影響がでるのでこの時期の検診はやめてほしいのですが・・・)

またまた引っ掛かかってしまい、再検査を来月受けることになっていたのです。

「また痩せなさい」と言われるな。

体重も変わらず90キロあります。

「絶食しようかな」と悩んでいた時でした。

「食事制限なしで、マイナス10キロ」

まじか。と思い

怪しいなとは感じていたのですが

「有名な芸人のユーチューブでの広告だから詐欺はないよな」

「500円だし」

インターネットで申し込みのページを開いてみました。

「お試しは3回の定期購入が条件」

「お申込みから20日以内なら解約可能」

解約できるのならば申し込んでみるか。と思いました。

一応ネットで運営会社などのサイトを調べました。

評価のサイトも上位にたくさんありました。結構評価良いです。

調べると「アマゾン」や「楽天」でも通販の扱いがあるようです。

「会社のホームページもあるしアマゾンや楽天でも扱っているなら大丈夫か」

「20日前なら解約できるし、500円だから」

軽い気持ちとお試し間隔でネットから申し込みをしてしまったのでした。

次回につづきます・・・

ドキドキ 転任・新任 教員の移動

修学旅行は一生に一度の思い出です

今の時期、新聞に先生方の転任・新任の一覧が掲載されます。

私の会社は、その内容に一喜一憂します。

なぜか?

先生方の移動で会社の売り上げが大きく変わる場合があるからです。

これだけでは分かりませんよね?

ズバリ「修学旅行」です。

旅行会社の一番の安定売り上げは修学旅行です。

修学旅行は毎年必ずあります。今の新型コロナウイルスだって中止にはできないのですべて延期になっています。

それと学校の規模もありますが、生徒の人数が多ければ、取扱額も大きくなります。

もちろん修学旅行の選定は何社かによる入札です。

私の地域の学校はほとんど4社入札です。

「入札だから、先生の移動とか関係なくない?」

とおもわれると思いますが、

違うのです。

確かに料金の安い、高いもあると思いますが

ですが修学旅行の場合は内容の方が重視されます。

〇学校の主旨が反映されているか?

〇希望の日にちで実施できるか?

〇宿泊施設の内容(立地、サービス、食事)

〇安全に配慮されているか・・・・・・・・・などなどです。

以上はだいたいどの旅行会社もクリアできています。

ですので、もっとも重要なのは

学校との相性です。

相性が良ければ、同じ旅行会社を数年利用される傾向があります

具体的には、

まず過去に修学旅行でトラブルがあると問題外です。

担当者が変っても数年はダメです。

過去の実績も関係されると思いますが

一番は、校長先生との相性です。

校長先生の権限は「修学旅行」においては絶対です(だと思ってます)

何年もトラブルなく、高評価をいただいていても

校長先生がかわったとたんに、他社を利用されるケースが多々あります。

校長先生も2~3年で同じ地域の他の学校へ転任されます。

ですので、

「この校長先生は〇〇派(旅行会社名)だから駄目だ」

とか

「〇〇校長先生がきてくれた。安泰だ!」

などの次回の修学旅行の入札の展望がみえてくるのです。

今回、新型コロナウイルスの影響で旅行業界は深刻な打撃を受けています。

もしこれで日本が不景気になってしまいますと、新型コロナウイルスが終息しても社員旅行などが減少してしまい更なる打撃を受けます。

ですので安定収入の修学旅行は絶対落とせません。

もう少しで新年度がスタートします。

新型コロナウイルスの影響で厳しいのは、皆一緒です。

全力で頑張るのみです。

障がい者の進路・高卒後「就職か施設」

障がい者だって青春を謳歌したい

Yahoo!ニュース で上記の記事を読みました

高卒後の進学「選択肢すらありませんでした」。

以下抜粋。

「東京都内に住む長谷川正人さん(60)の娘、明日菜さん(28)には重度の知的障がいがある。進路選択を迫られたのは、特別支援学校高等部の卒業を控えた10年前のことだ。長谷川さんはそこで、大きな戸惑いを覚えた。

進路面談で、学級担任が『実習に行ったことがある福祉作業所で働きましょう』と言うんです。明日菜の発達段階は幼稚園の年中か年長くらい。働くには早すぎるのではないか、まだ成長するのではないか、と~」 

 以上の理由NPO施設で障がい者の為の大学をオープンさせているそうです。

 もちろん通常の「大学」とは違い制度上は福祉サービスに位置付けられるそうです。

「~知的障がい者が大学に通うと言うと、『大学をなめるな』という意見も受けます。ですが、学士や単位を取らせろというわけではありません。では、何のために通うのか。日本では、(障がい者の)早期就労が良しとされています。働けてよかったね、と。でも、それは差別ではないですか? 障がいがあっても、学んだり、青春を謳歌したり。健常者と同じように選択肢があっていいはずです」

私も長男の時の話で特別支援学校の時に進路の話がありました。

その時も

「一般企業の就職」又は

「就労移行支援、就労継続支援A型かB型」のお話でした。

先生も働く前提のお話で、その時私も高等部を卒業したら働くものと思っていました。

長男の同級生も皆、同じです。進学する人はいません。

「早く自立できるように、働いた方がよいのではないか?」

私もこのように、働いて生きていく力ををつけさせたいと思っていました。

近くにはこのような障がい者の大学は近くにありませんが、学ぶことができるのはすばらしいことだと思います。

長男は今は就労支援継続のB型の施設を利用しています。

仕事をして家に帰る変化のない生活です。

障がい者が学んだり、運動したり、楽しんだりすることが就労継続支援の施設ではできません。

上記のような大学もあれば障がい者の進路の選択の一つになり励みにもなります。

また大学までにないにしろ働きながら障がい者が学んだりできるのうなフリースクール的なものがあればこれもいいと思います。ちょっと考えてみたいです。

統合失調症忘備録①「プロローグ」

「統合失調症」になった過程を振り返ります。

プロローグ

以前、「ひきこもりTV,回復した娘」という記事を書きました。

このテレビのお母さんは娘の首を絞めて一緒に心中をしようと考えたこともあると答えていました。

私も同じように次男がひきこもりの時に何度も考えた事があります。

私もどうしたらよいか分からない時、ネットの記事を見たり同じような境遇の方を参考にしました。

良いと思ったことは試しては失敗の繰り返し、試行錯誤、トライ&エラーで何とか5年間、落ち着いた生活ができるようまでなりました。

ここまでこれたのは、学校の先生方、病院の先生方、病棟の職員の方、福祉施設の職員の方、行政の方などのお力があったことに対して大変感謝をしております。

ですが私自身、あの時ああすれば良かった、このようにすれば良かったと思う事がたくさんあります。

次男は「統合失調症」になるほど傷つきました。

親としても、このような時にどうしたら良いか分からず、先が見えず、行き詰ってしまう事があった時、好転する何かのきっかけになればと思い、資料など残っていますので整理しながら振り返ってみたいと思います。

一番辛い思いをしたのは次男です。

このようなお子さんがいなくなりますように。

東京オリンピックの延期・払戻し?

課題は山積みですね

東京オリンピックが延期になりました。

旅行会社としていも延期になる想定はしていました。

つい最近までは国際オリンピック協会は、開催を予定通り開くと主張してましたので早い展開で驚きました。

遅くとも2021年夏までの開催という合意内容のようです。

ですがこれからの会場確保や宿泊先など課題は山積みだと思います。

当社もオリンピック観戦の団体ツアーを受けています。

予約当初は団体の場合のオリンピック観戦の予約の条件としましては、観戦チケットと宿泊はセットになり変更ができませんでした。

ただし今回の新型コロナウイルスのでのオリンピックの延期は当初予定の観戦日程が大幅に変更されることで、原則全額の払い戻しになると思います。

もちろん日程をスライドしてでも、東京オリンピックを観戦したい人もいると思います。

払い戻しをせずにそのまま日程をスライドすることができるのか?

これはまだ分からないので、これからの協議になると思います。

お客様にも協議の連絡を待った上で改めてご連絡をするとしています。

そこでどのような選択肢があるのか検討をするのが、今の最善かと思います。

温泉に行きました。

温泉はいいですよね~

先日、次男と近くの温泉施設に行ってきました。

次男の普段の日常は、学校のある平日は、夜は障がい者入所施設から学校へ通い、施設で過ごします。

学校が休みの週末は私の実家で外泊をして過ごしています。

不登校の時も私の実家にいました。

家にいることができなかった理由は、

●いじめられた時のフラッシュバックで落ち着かない(暴れる)

●自閉症の兄とうまくいかない(兄が弟を恐れてる)

以上なのです。このながれで私の実家も家から30分程度ですし次男も落ち着くようです。

3月に入ってからは新型コロナウイルスで学校は休みです。ですが平日は施設で過ごすようにしています。

次男は学校が休みならば、私の実家にずっといたいといいます。しかし4月から高等部に上がり、環境の変化もあるので、今までの生活をした方がいいと思い、

「施設の方がにぎやかでいいよ。」というと納得してくれます。

何よりも、施設で過ごすようになってから病気が良くなったからです。

でも、いつもより1日伸ばして月曜日に施設に帰るようにしています。

私はといいますと平日は家で過ごし、週末は実家で次男と過ごす生活です。

施設の風呂は家庭用です。時間を決めて交代で入ります。病気になる前は、私も温泉好きなので、日帰りで色々な温泉に入りました。

次男は自分から温泉に行きたいといったのは約5年振りです。支援学校に通い始めてからも、温泉には行きたいと言いませんでした

以前は、とにかく人を恐れて家を出れませんでした。

温泉にいきたくなった理由を聞くと

「温泉はお風呂が大きくて気持ちがいい」

温泉の中に入ると、私から離れることはしません。

隣あわせで体を洗い大浴場に入りました。

次男は外の露天風呂にもいきたいようで一緒にヒノキのお風呂に入りました。

「気持ちがいいなぁ」

こんな日常を再びできるようになった事を感慨深く感じたのでした。

ひきこもりのTV・回復した娘

ひきこもることも大切だと思います。

テレビ番組「NEWSな2人 」~【10年ひきこもり女性を直撃!小山が説得…久々の外出で驚き結末】(再放送)をみました。

下記概略を引用。

「渡邉美智子さんは娘の真美子さんやひきこもりになっていると語り、10年経つという。娘の首を絞めて一緒に心中をしようと考えたこともあると答えた。スナックを経営しながら二人の娘を育てた美智子さん。長女の真美子さんは23歳頃からひきこもりになった。美智子さんは仕事をして欲しいと訴え、その真美子さんの元へ訪れた。真美子さんは部屋の中でテレビを見たりし、10時に起床している。

渡邉真美子さんはひきこもりになった理由に太り始めて友人に陰口を言われたことがきっかけと答えた。さらに距離を縮めようと小山慶一郎はゲームを提案し、真美子さんは面白かったと答えた。ここで小山は真美子さんが変われるようにジムに行かないか?と提案し2年ぶりに外へ出た。」

渡辺さんは、友達に陰口をいわれ、自分に自信を無くしてしまい、ひきこもってしまったようです。

私の場合は長男、次男ともひきこもり、不登校になっています。

長男の場合は、中学三年生の時の三学期に3ケ月と特別支援学校の高等部三年生の時に5ケ月。

次男の場合は、小学校4年生の3月から中学校2年生になるまでの4年間と少し。

長男は発達障害です。先を見通すことが苦手で対人不安が強い為、卒業が近くなると未来の不安が強くなりひきこもってしまいます。

そのため卒業式が終わり次の進路に進むと環境の変化に慣れれば適応していきます。親としてはなかなか理解の難しいところでしたが直近の高等部の不登校で分かってきました。

昼間は家にひきこもりですが、夜は外に出る事ができました。

近年のひきこもり はコミュニケーション障害を有している発達障害、あるいは発達障害の傾向を持たれている人も多いようです。

次男はテレビのケースと似ています。学級崩壊とイジメでひきこもりになっています。長男の時と違い障害はあまり関係ないようです。

ただし、統合失調症になるくらいのダメージを受け入ています。

次男のひきこもりは、まったく家から出れません。部屋からも出れません。トイレにも行くことができませんでした。

ゴミ箱におしっこをしたりするので、おまるを準備したほどです。幻聴、幻覚、暴力、暴言と大変でした。

ひきこもりも十人十色、ひとりひとりの背景も様々だと思います。

テレビのひきこもりの方は、「背中を押してくれる」人と「自信の回復」が大きいのだと思います。

つまり「自己肯定感」です。

長男、次男とも今はひきこもりから回復しています。

ひきこもりは日本に115万人以上いると言われています。

このテレビのお母さんは娘の首を絞めて一緒に心中をしようと考えたこともあると答えていました。

もし少しでも参考になるところがあれるのであれば、苦しかった過去ですが振り返ってみようかと思いました。

コロナ問題で気になる交通機関の換気

「換気とフィルターで安全」と分かっていても・・・・・

新型コロナウイルスにより航空機や鉄道、高速バスなどの減便や運休などが相次いでいます。

減便や運休は感染対策もあるかもしれませんが、やはり利用者が減って赤字になるからということですよね。

私どもの旅行会社も4月の団体もほとんど延期になってしまいました。

延期ならまだしも、

「こんな事があって、わざわざ旅行に行かなくても」

と中止になる場合も多いのです・・・・・

ですが交通機関ですので、利用する方もいるわけで感染症対策は大変気になるところです。

最近メディアでも「クラスター感染」という言葉をよく耳にします。

集団感染の「3条件」として政府は下記のようにしています。

①密閉空間であり換気が悪い

②近距離での会話や発生がある

③手の届く距離に多くの人

航空機や鉄道(特に新幹線など)を利用される方はは密閉空間で心配という方が非常に多いです。

航空会社においては

「換気とフィルターで安全」

としています。

機内換気システムんぼ概要として

①3分毎の交換(50%は再換気)

②上方(天井)から下方(床)への空気の流れ

③高性能HEPAフィルターの採用

 (ウイルス・最近をほとんど除去する。0.3ミクロン、99.97%の捕捉率)

鉄道や高速バスにおいても、

従業員のマスク着用はもちろんですが、消毒液を置いたり、車両の消毒など取組をしています。

特に新幹線は優れた換気性能を備えています。窓の上に半円状のスリットがあり、そこに手をかざすと常に風が出ています。臭い対策でもあります。

集団感染の「3条件」のなかで近距離での会話や多くの人などは、マスクなどして気を付ければ多少自己防衛できると思います。

団体ではなく、少人数の旅行であれば・・・・

高級ホテルも今なら半値以下で宿泊できるところも多いです。

もちろん100%大丈夫だとはいえません。

コロナウイルスのワクチンもない今は旅行も覚悟がいりますね。

一日も早くインフルエンザウイルスのワクチンなどのようなものや検査薬ができることを祈るばかりです。

就労継続支援

自分の好きな仕事を見つけてほしい・・

長男は10月から「学校にはもう行かない」と不登校になっていました。

不登校のまま特別支援学校を3月に卒業しました(卒業式にもでていませんが)

長男は「卒業したら就労支援でがんばる」

と言っていました。

「無理するなよ」とはいいましたが、卒業してスムーズに働いてくれればいいなと思っていました。

就労継続支援とは・・・・

通常の事業所に雇用されることが困難な障害者につき,就労の機会を提供するとともに,生産活動その他の活動の機会の提供を通じて,その知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業の事を言います。雇用契約を結び利用する「A型」と、雇用契約を結ばないで利用する「B型」の2種類があります。

長男の場合は、将来的には一般企業での就労を考えていますが現時点で難しいのでB型にしています。

簡単にいうと、就労継続支援とは働くための専門学校みたいなものです。

卒業式の次の週から就労継続支援のNPO施設で働くと言っていたので、事前に話をしにいかなけばいけないのですが、これは行く事ができました。

約5ケ月、不登校だったので、外に行くのに本人にとってはすごいエネルギーを使うはずです。

でも、ちゃんと行く事ができたので第一段階は成功しました。最初からまる一日働くのは大変なので、しばらくは午前中のみになりました。病院の先生もその方が良いと言ってくれています。

このNPO施設は家から車で20分くらいなのですが、往復送迎してくれるので助かります。

就労継続支援の出勤初日です。朝もスムーズに起きました。私たちは通常と変わらず接するようにしました。長男も自分の決まったルーティーンで出勤の準備をします。

私も長男が家を出る時間に合わせ、送迎バスの乗り場まで車に乗っていくか、聞きました。

送迎バスの乗り場まではものの500Mなのですが、心配もありました。

長男は「乗っていく」と答え、車内では自分のペースでやることと行きたくなければいかなくても良いことを伝えました。

そんな感じで一週間は何事もなく過ぎました。

本人も「学校より全然楽勝、楽勝」と言っていたので安心をしていました。

次の週の月曜日も変わらず出勤をして昼に帰ってきました。

昼を過ぎたくらいに、長男から私の携帯にlineがありました。

「もう行きたくない」

「ひきこもりのニートになる」×10回

私は急いで、家に戻り理由を聞きました

今日は特別支援学校を卒業した生徒が合流してきたり、ある他の利用者が学校の事を毎日聞いてくるのが苦痛だそうです。

明日は休むとのことです。

自分で休む事を選択できた事は良かったのですが、マイペースで続けてくれればありがたいことです。

旅行会社の新型コロナの対応

新型コロナの終息を祈るばかり・・・・

新型コロナウイルスが世界的に感染が広がるにつれ、一番問合せが多かったのが近々の旅行のキャンセル料についてです。

当社の場合は基本的には新型コロナウイルスの関係の場合はキャンセル料は収受していません。

ただし、パックツアーに関しては一部例外があります。

通常海外旅行のパックツアーの場合、ほとんどが30日前から20%のキャンセル料が発生します。

キャンセル料に関しては、国土交通省の「標準旅行業約款」に基づきます。

今回のコロナウイルスの場合は、外務省が発表する「感染症危険情報」で渡航や滞在が危険だとされている国・地域だとキャンセル料はいただきません。

外務省は危険度を1~4で表しています。

危険度レベル4は渡航中止勧告です。

旅行会社はレベル2以上ですと旅行会社はほとんどツアーを中止するためキャンセル料は発生しません。

海外旅行へお申し込みいただいているお客様へは一通りご案内しまして、旅行に行く意志を確認しました。

もちろんご出発30日前の方はキャンセル料はかかりません。

ただし外務省の危険度がでていない地域に関しては旅行会社もツアーが実施できるものとしているので出発の30日前からキャンセル料をいただくのです。

このケースに関して理解いただける方は良いのですが、ウイルス感染が心配でキャンセルしたかった方の中では理解していただけなかった方もいました。

「もし感染したら、責任をとってもらえるのか!」

とても困りました。

感染しましたらお客様の自己責任になります。キャンセルをするならば、規定のキャンセル料金を払っていただければキャンセルできますし、外務省での危険度がでていない事についても説明しました。

最終的にはしぶしぶ理解をされキャンセルされました。

お金はキャンセル料を差し引き返金しました。

これから春休みで海外旅行も計画している方もいると思いますが、外務省の渡航情報を確認して気を付けてお出かけください。