ふと、テレビを見ていると、部屋が片付けられない女性のCMが流れていました。
その女性は結婚して家庭もありましたが、ご主人に部屋が片付けられない事が理由で離婚になったそうです。
部屋が片付けられない女性は、ご主人に理解してもらえなかったと話すのですがとても明るいのです。
発達障害って、見た目ではわかりにくいです。
けれどもどこか憎めません。
こんな、ストレートな「発達障害」がテーマのテレビCMがあるのだと驚き、ネットで調べてみました。
一昨年発表された東海テレビの公共キャンペーン・スポット「見えない障害と生きる。」は、部屋が片付けられない女性、文字の読めない教師、自閉症のラッパーなど、見た目では分からないさまざまな発達障害を抱える6人が登場するドキュメンタリーCMだそうです。
YouTubeにアップされるやいなや大きな注目を集め、今年1月にはJAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクールで経済産業大臣賞に選出されたそうです。
初めて見たのですが、結構前から放送されていました。
私は普段テレビをほとんど見ません。
長男がテレビを見ない為です。
唯一見ていいのはNHKだけです。
長男は耳はいいのですが「聴覚過敏」というわけではなく、「こだわり」です。
長男は、この「こだわり」が強いのです。
毎日決まったルーティーンがあります。
同じ物を飽きずに好みます。
発達障害の特徴です。
以前私は、次男が施設から外泊する週末は、次男と一緒に私の実家に宿泊していました。
新型コロナウイルスでの緊急事態宣言が発令され、次男は外泊できないので、実家に宿泊する理由もないので自分の家に泊まっても良いのですがそれを長男は嫌います。
月曜日から始まる就労支援施設に行く事に支障がでるといいます。
別に、長男は私が嫌いでは無く、いつもいない人が家にいることが苦痛なのです。
家ではテレビはNHKしか見れないので、この「発達障害」のCMも実家でみることができました。
こだわりは年を重ねたり、成長するにつれ緩和されると、発達障害の診断を受けたときに医師から聞きましたが、長男は19才になりますがほとんど変わりません。
大変な事もたくさんあります。
でも、素直で嘘をつくことができない長男には、うれしい事や愛しいと思う事も多いのです。