育つ力と育てる力 私と三人息子は発達障害です。何か? 笹森 理絵 (著)
次男が不登校になって4ケ月がたち、小学校5年生も一学期も終わろうとしていました。
不登校の状況ではありますが、次男の家での様子は日に日に悪くなるばかりでした。
医師からは「発達障害」などのこれという診断もなく、どうしてなのか?どう対応したらよいのか?という疑問ばかりで解決方法の糸口もありませんでした。
私自身も当時は「発達障害」や「統合失調症」などの診断名はどうでもよく、不登校でも日々落ち着いて過ごしてほしい。元気で生活してほしいという願いでした。
医師やSSTの臨床心理士からの具体的なアドバイスもなく、学校からは面談を求められプレッシャーをかけられるという事に嫌気がさしていました。
私は長男が「自閉症・広汎性発達障害」と診断を受けていましたので、次男も発達障害がベースにあるのではないか?
医師では判断しづらい、グレーの部分があると思っていました。
当時は自分でも、もっと発達障害について勉強しなければいけないと思い、ネットで調べたり、著書を読んだりしていました。
この時、ちょうど表題の著書である笹森 理絵 先生の講演会があることを聞いた私は会場まで向きました。
笹森さんは・・・
当事者、母親、社会福祉士、精神保健福祉士、睡眠健康指導士の多様な視点を
活かしての多様性(ダイバーシティ)、発達障害ダイバーシティサポーターと
して、保護者などの親の会、一般の方々、教育、福祉、医療、行政などの専門
職、援助職の方々に向けて、講演会や研修会の講師や委託でピアカウンセラー
をさせていただいております。発達障害の特性について、日常生活に即した具
体的な話や不登校についてのお話、私の歩んできた経験、発達障害三人息子の
子育てなど希望にそってお伝えできます。
(ブログより引用)
発達障害は精神障害同様に目には見えない障害ですので、昨今メディアでも多く特集などで取り上げられています。
教員や行政機関、医療機関、福祉関係の方など多くの方がいるようでした。
私もこの講演会を聞いて,次男とも重なることも多かったのを覚えています。
当時この講演会を聞いたり、表題の著書を読んで思うこと、そして今「統合失調症」と診断されて、親として思う事をこの講演内容を元に考えたいと思います。