「東日本大震災」に思うこと。

大川小学校「震災遺構」として保存することを決定されたそうですが・・

あれから9年経ったのですね 。

犠牲になられた方々のご冥福を心から祈り致します。

今はコロナウイルスで世界中が戦いに明け暮れていますが、こんな時に大地震など

が起きたらと想像するだけで恐ろしいです 。

昨年、東北大震災の視察旅行に添乗員で同行しました。

石巻市を中心としました視察です。

私も8年たった石巻がどのように復興しているのか、大変関心がありました。

宮城県北東部の三陸沿岸に位置する石巻地方は東日本大震災の震源地に最も近く、

6000人以上の方が犠牲になるほどの甚大な被害を受けた地域です。

以前たくさんあった仮設住宅の多くは解体され、主要な道路なども整いつつありました。

その中で大川小学校跡地へ同行しました。

大川小学校は3.11で大きな被害にあった場所で。津波で全校生徒の108名のうち74名(死亡70名、行方不明4名)と学校にいた教師11名のうち10名が犠牲となった学校です。

ここでは「語り部」の方のお話を聞かせていただきました。

「語り部」の方のお子さんもこの大川小学校で亡くなったそうです。

「ここにはいくつもの小さな命があった。救いたかった、救って欲しかった、救えたはずの命があったんだ。」

多くの語りに胸が痛くなりましたが、なかでもこの言葉が胸を突き上げた。

私は添乗員なので、お客様の後ろで聞いましたが、涙が溢れてきました。

震災は多くの人の人生を激変させ、一人ひとりが負った心の傷は、時間で埋められるものではないですね。

私も、子供の事で大変な事がいろいろありました。

「元気でいてくれたらそれでいい」

改めて思いました。

今、コロナ感染症が世界や日本を大きく揺さぶっています。

団体旅行も3月、4月はほとんどがキャンセル又は延期になってしまいました。

今は、耐えるしかないですが、必ず終息するはずです。

今できることをおこなって、がんばりましょう!