旅行業界の今後②

昨日に続きまして、旅行業についてこれからどうしたら良いか?

もう少し考えてみたいと思います。

私は団体旅行の営業をしていますが、以前から団体旅行の需要は年々低下をしています。

それ故、この新型コロナウイルスによる打撃は相当きついです。

団体旅行は、種類やその目的はさまざまです。

社員旅行、慰安旅行、研修・視察旅行、修学旅行、遠足、子供会、町内会、カルチャークラブのレクリエーション旅行などがあります。

旅行は時間とお金がないとできません。

この二つ余裕があるシニア層はとても重要な顧客です

これからどうなるか分かりませんが、シニア層は外に出なくなるかもしれません。

又、旅行を敬遠するかもしれません。

この新型コロナウイルスで一番危ないのは糖尿病と肺の病気だともいわれています。

旅行に限らずシニア向けの事業も厳しくなることも予想されます。

新型コロナウイルスが常態化した後の戦略も今一度考え直さなければいけません。

前回は団体旅行において施設などの利用についてでしたが、我々旅行会社も新型コロナウイルス対策は必要です。

添乗員のマスク着用、参加される方へのマスク持参での参加や出発前日、出発時の検温も必要です。

普段の勤務についてはテレワーク・ローテーション勤務・時差出勤・オンラインでの会議の実施も他業種同様ですね。

手配する旅行サービス提供事業者は、原則として適切な感染防止対策をとっている事業者に限定したり企画旅行においては、適切な感染防止対策の実施を含めた旅程管理を行い旅行出発となる都道府県から都道府県外への移動自粛の要請がなされていない事を確認が必要です。

添乗員感染状況の変化等により旅行の安全かつ円滑な実施が困難となった場合、または可能性が大きい場合には、旅行実施又は継続の是非を検討するよう団体責任者に助言も必要です。

人数が多い場合において、時間差での食事などが困難な場合は食事を弁当にするなどして食事中の感染リスクの低減や訪問先において最寄りの保健所、医療機関の確認・相談・受診ができるように事前に準備もしなければいけません。

体調不良となり離団した方が、自宅等に戻る為に必要に応じた旅行サービスを手配できるように準備も必要ですし旅行中、要所要所での手洗い・うがいができるよう適切な休憩場所等を選択しなければいけません。

これから新型コロナウイルスの感状状況がどうなるかは誰にも分かりません。

いずれにしても、旅行会社も臨機応変な対応をするしかありません。

旅行業界の今後

明日から6月ですね。

緊急事態宣言も解除され、学校も分散登校が本格的に始まります。

私も長年、旅行業界で働いていますので今後について考えてみたいと思います。

今後、新型コロナウイルスの第二波、第三波がくると言われています。

今は緊急事態宣言が解除になりましたが、感染者数が多くなると、又緊急事態宣言がでるでしょう。

そして宣言とともに感染者数が少なくなれば又宣言の解除になると思います。

この繰り返しが予想されます。

ただ今回のような事はないはずです。

今回の件を学習し、もっと早めに緊急事態宣言がでるはずです。

ですので第二波、第三波の波はだんだんと小さくなっていくと思います。

新型コロナウイルスのワクチンは一年後にできると言われています。

インフルエンザのようにワクチンができれば新型コロナウイルスも特に問題が無くなり旅行の需要も以前のように回復するでしょう。

この新型コロナウイルスのワクチンができるまでの一年間は旅行業界は大変厳しいと思います。

特に私の仕事の旅行業界でも団体旅行は厳しいです。

なぜなら団体旅行は三つの密が多いからです。

・移動は密閉の観光バス

・食事は密室の屋内団体レストラン

・宿泊の食事も密室の屋内宴会場やレストラン

どう考えても三密が避けれません。

しかし感染リスクを回避する努力はしなければいけません。

政府が発表している感染拡大予防ガイドラインの「新しい生活様式」の実践例及び各事業者における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドラインが先般でています。

観光バスなら、乗務員のマスク着用や毎日の検温・健康管理、車内のアルコール消毒はもちろんです。

定期的な換気の実施や荷物の受け渡しや積み下ろしの際の直接接触回避も必要です。

又乗車人員も考えなければいけません。最低1メートルの間隔を保つ為には乗車定員の約半分の人数で乗車する必要があります。

食事施設なら、大皿料理を避け個々の盛り付け料理や従業員の毎日の体温測定・健康チェック・間隔を空けての配席・食事会場の定期的な換気・施設内の定期的なアルコール消毒・入口及び施設内の手指消毒設備の設置・マスクの着用も当然必要です。

食事に集中し、おしゃべりを控えめにお願いするアナウンスによる注意喚起もあると良いです。

宿泊施設なら1部屋当たりの人数を最大限の部屋数を確保した上で調整・定期的な換気。

施設内の定期的なアルコール消毒・入口及び施設内の手指消毒設備の設置・マスクの着用・従業員の毎日の体温測定・健康チェックは食事施設と同様です。

チェックイン時は代表者がまとめてチェックインし、他者は分散して待機させたり、

エレベーター内やボタンの頻繁な清拭消毒や大浴場での入場人数制限、食事会場において参加人数、滞在時間の制限及び席間隔の調整や座布団・座椅子・お膳などは開始前後の消毒徹底しなければいけません。

施設での食事についても大皿料理を避け、個々の盛り付けや客室内での食事の際は、横並び着席の推奨、ビュッフェ料理の場合は、セットメニューへの変更を検討する。

しかしこれらの対応は宿泊施設や食事場所の施設の方々もご苦労されると思います。

新型コロナウイルスの問題が終息すれば必ずお客様は戻ってきます。

それまでは耐えなければいけません。

緊急事態宣言が解除されて次の緊急事態宣言がでるまでの間にお客様を少しでも確保することが今できる最善な策だと思います。

自分にとって旅行の仕事とは

添乗員はやりがいあります

私は旅行の営業を主に仕事をしています。仕事の内容としては、学校の修学旅行や企業の社員旅行、行政視察旅行やや町内会旅行などの組織団体への団体旅行のセールスなどです。

セールスから企画をして、見積を作成して提出。受注後は添乗員として旅行に同行し、旅行が終了して旅行代金をいただいて終了です。

競合旅行会社も、もちろんあります。入札や相見積でまければそこでその団体の仕事は終わりです。また一から出直しです。

毎日こんな繰り返しです。

旅行会社といっても私の会社は大手ではありません。内勤者に旅館やホテル、食事、交通機関の手配を手伝ってもらうことはありますが、ほとんどは自分ひとりでやります。

旅行の営業は、車を売ったりする事と違い、形があるのものではありませんので難しさはあると思います。

例えば車でしたら、性能が良いとか燃費が良いとか見た目がカッコイイとかでお客様も納得して購入になると思いますが、旅行はそうはいきません。

イメージの商売ですので、営業にも少々技術や実績がいります。

私の会社の場合、給料は固定給はありますが営業成績により給料が変動します。今回の新型コロナウイルスにて3,4月は仕事がゼロになりましたので給料も減ります。

自分ひとりですべて仕事をしたり、実績で給料が決まる部分はフリーランスに近いと思っています。しかし手を抜くとすべて自分に跳ね返ってきます。

昼間は外回り、夕方帰ると企画書づくりなどをするので、定時にはなかなか帰れません。休日でも出勤する事も多々ありますし、添乗員として同行するときは朝は早く、夜は宴会や二次会にでることもありますので深夜になることも多いです。

ですが、私はこの旅行業が好きです。好きだから少々きつくても苦にはなりません。

人と接する仕事をしておきながら、私は皆と仕事をするのが苦手です。とても疲れてしまうのです。

若いころは皆に合わせようとして無理をしていて、毎日精神的に疲れていました。

なので、私は外回りの営業が大好きです。営業は一人でできます。自分で計画をして自分で行動します。

添乗員も大好きです。旅行がもともと好きなのですが非現実的な世界をプロデュースできます。一番はお客様に喜んでいただいたり、感謝の言葉を直接聞けることもとてもやりがいを感じます。

私は自慢ではないですが、会社では営業成績は常にトップです。

数字が良ければ上司はある程度の自分のわがまを聞いてくれます。ですのでこの権利を守るためにも営業成績はトップでないとダメなのです。

私は現在はプレーイングマネージャーで管理職の立場ですが、ほとんど営業をしています。数字の管理は部下にまかせています。わがままを聞いてもらっています。

私はあまり会社にいないので、おそらく部下は良く思っていないでしょう。

又、旅行業界全体にいえることですが、業界全体に給料は高くないと思います。

旅行会社は手数料商売です。数%の手数料ですので、やはり数をこなさないと収入は伸びないのが現状です。利幅のある仕事とはいえないと思います。

こんな旅行業界の面からも、副業は重要だと思っています。

新型コロナ、旅行会社の現状

一日でも早く皆が笑顔で旅行できる日を

新型コロナウイルスの影響で東京を中心に「非常事態宣言」がでました。

今回、特に影響を受けた業種は観光業ではないかと思います。

新型コロナウイルスの影響で訪日外国人が大幅に減り、宿泊施設や旅行会社の経営が急速に悪化しています。政府が感染症予防を呼び掛ける中、日本人の外出手控えも広がり、全国の観光地から旅行客の姿が消えつつあります。

旅行業界でいえば、はこれまでSARSやMERS、米同時多発テロやイラク戦争など、感染症や国際情勢で大きな打撃を受けてきました。

ですがご提案をする地域を変えて対応することができました。

今回は対象地域が世界中に広がっており、もう八方塞がりの状況です。

中東呼吸器症候群(MERS)の時は、韓国が流行すれば、代わりに台湾旅行をご提案できました。

でも今回は世界中に感染が広がっていて、どこにも提案・誘導ができません。

私の会社でも、3月、4月の売り上げはほとんどない状況で大変厳しいです。

ゴールデンウイークまでに終息してくれればと思いますが、重症急性呼吸器症候群(SARS)やMERSが流行したときと同様、新型コロナウイルスも終息まで半年程度かかったとすれば7月までは影響があるのではと思います。

でも今の新型コロナウイルスの現状を考えると、これからまだ感染者数が増える事が予想されます。これで秋の行楽シーズンまでずれ込むと大打撃です。

ある大手の観光バス会社は、乗務員を休ませて給料が半分になる代わりに副業が認められたそうです。

副業が認められたとしても、仕事が無ければ収入にはなりません。

この新型コロナウイルスの影響でアルバイトできるようなところがあるかどうか。

私の会社も終息が長引くようであれば、給料が下がる代わりに副業解禁になるかもしてません。

そもそもこのブログを始めたのも、

家族の不安材料はたくさんあるのですが、統合失調症の次男が中学部を卒業して、以前より余裕ができたことと、私のように、このような時にどうしたら良いか分からず、先が見えず、行き詰ってしまった方がいた時に、好転する何かのきっかけになればと思い、資料など残っていますので整理しながら振り返ってみてみようと思ったからです。

又、私も正直なところ事も二人の将来は不安であります。

何か子供に残せることはないか?

新型コロナウイルスになる前からちょっとでも収入があればという思いはありました。

現在はこのブログはアフェリエイトなどしてないのですが、ブログを始めてから一ケ月たちましたので、考えてみたいと思います。

ドキドキ 転任・新任 教員の移動

修学旅行は一生に一度の思い出です

今の時期、新聞に先生方の転任・新任の一覧が掲載されます。

私の会社は、その内容に一喜一憂します。

なぜか?

先生方の移動で会社の売り上げが大きく変わる場合があるからです。

これだけでは分かりませんよね?

ズバリ「修学旅行」です。

旅行会社の一番の安定売り上げは修学旅行です。

修学旅行は毎年必ずあります。今の新型コロナウイルスだって中止にはできないのですべて延期になっています。

それと学校の規模もありますが、生徒の人数が多ければ、取扱額も大きくなります。

もちろん修学旅行の選定は何社かによる入札です。

私の地域の学校はほとんど4社入札です。

「入札だから、先生の移動とか関係なくない?」

とおもわれると思いますが、

違うのです。

確かに料金の安い、高いもあると思いますが

ですが修学旅行の場合は内容の方が重視されます。

〇学校の主旨が反映されているか?

〇希望の日にちで実施できるか?

〇宿泊施設の内容(立地、サービス、食事)

〇安全に配慮されているか・・・・・・・・・などなどです。

以上はだいたいどの旅行会社もクリアできています。

ですので、もっとも重要なのは

学校との相性です。

相性が良ければ、同じ旅行会社を数年利用される傾向があります

具体的には、

まず過去に修学旅行でトラブルがあると問題外です。

担当者が変っても数年はダメです。

過去の実績も関係されると思いますが

一番は、校長先生との相性です。

校長先生の権限は「修学旅行」においては絶対です(だと思ってます)

何年もトラブルなく、高評価をいただいていても

校長先生がかわったとたんに、他社を利用されるケースが多々あります。

校長先生も2~3年で同じ地域の他の学校へ転任されます。

ですので、

「この校長先生は〇〇派(旅行会社名)だから駄目だ」

とか

「〇〇校長先生がきてくれた。安泰だ!」

などの次回の修学旅行の入札の展望がみえてくるのです。

今回、新型コロナウイルスの影響で旅行業界は深刻な打撃を受けています。

もしこれで日本が不景気になってしまいますと、新型コロナウイルスが終息しても社員旅行などが減少してしまい更なる打撃を受けます。

ですので安定収入の修学旅行は絶対落とせません。

もう少しで新年度がスタートします。

新型コロナウイルスの影響で厳しいのは、皆一緒です。

全力で頑張るのみです。

東京オリンピックの延期・払戻し?

課題は山積みですね

東京オリンピックが延期になりました。

旅行会社としていも延期になる想定はしていました。

つい最近までは国際オリンピック協会は、開催を予定通り開くと主張してましたので早い展開で驚きました。

遅くとも2021年夏までの開催という合意内容のようです。

ですがこれからの会場確保や宿泊先など課題は山積みだと思います。

当社もオリンピック観戦の団体ツアーを受けています。

予約当初は団体の場合のオリンピック観戦の予約の条件としましては、観戦チケットと宿泊はセットになり変更ができませんでした。

ただし今回の新型コロナウイルスのでのオリンピックの延期は当初予定の観戦日程が大幅に変更されることで、原則全額の払い戻しになると思います。

もちろん日程をスライドしてでも、東京オリンピックを観戦したい人もいると思います。

払い戻しをせずにそのまま日程をスライドすることができるのか?

これはまだ分からないので、これからの協議になると思います。

お客様にも協議の連絡を待った上で改めてご連絡をするとしています。

そこでどのような選択肢があるのか検討をするのが、今の最善かと思います。

コロナ問題で気になる交通機関の換気

「換気とフィルターで安全」と分かっていても・・・・・

新型コロナウイルスにより航空機や鉄道、高速バスなどの減便や運休などが相次いでいます。

減便や運休は感染対策もあるかもしれませんが、やはり利用者が減って赤字になるからということですよね。

私どもの旅行会社も4月の団体もほとんど延期になってしまいました。

延期ならまだしも、

「こんな事があって、わざわざ旅行に行かなくても」

と中止になる場合も多いのです・・・・・

ですが交通機関ですので、利用する方もいるわけで感染症対策は大変気になるところです。

最近メディアでも「クラスター感染」という言葉をよく耳にします。

集団感染の「3条件」として政府は下記のようにしています。

①密閉空間であり換気が悪い

②近距離での会話や発生がある

③手の届く距離に多くの人

航空機や鉄道(特に新幹線など)を利用される方はは密閉空間で心配という方が非常に多いです。

航空会社においては

「換気とフィルターで安全」

としています。

機内換気システムんぼ概要として

①3分毎の交換(50%は再換気)

②上方(天井)から下方(床)への空気の流れ

③高性能HEPAフィルターの採用

 (ウイルス・最近をほとんど除去する。0.3ミクロン、99.97%の捕捉率)

鉄道や高速バスにおいても、

従業員のマスク着用はもちろんですが、消毒液を置いたり、車両の消毒など取組をしています。

特に新幹線は優れた換気性能を備えています。窓の上に半円状のスリットがあり、そこに手をかざすと常に風が出ています。臭い対策でもあります。

集団感染の「3条件」のなかで近距離での会話や多くの人などは、マスクなどして気を付ければ多少自己防衛できると思います。

団体ではなく、少人数の旅行であれば・・・・

高級ホテルも今なら半値以下で宿泊できるところも多いです。

もちろん100%大丈夫だとはいえません。

コロナウイルスのワクチンもない今は旅行も覚悟がいりますね。

一日も早くインフルエンザウイルスのワクチンなどのようなものや検査薬ができることを祈るばかりです。

旅行会社の新型コロナの対応

新型コロナの終息を祈るばかり・・・・

新型コロナウイルスが世界的に感染が広がるにつれ、一番問合せが多かったのが近々の旅行のキャンセル料についてです。

当社の場合は基本的には新型コロナウイルスの関係の場合はキャンセル料は収受していません。

ただし、パックツアーに関しては一部例外があります。

通常海外旅行のパックツアーの場合、ほとんどが30日前から20%のキャンセル料が発生します。

キャンセル料に関しては、国土交通省の「標準旅行業約款」に基づきます。

今回のコロナウイルスの場合は、外務省が発表する「感染症危険情報」で渡航や滞在が危険だとされている国・地域だとキャンセル料はいただきません。

外務省は危険度を1~4で表しています。

危険度レベル4は渡航中止勧告です。

旅行会社はレベル2以上ですと旅行会社はほとんどツアーを中止するためキャンセル料は発生しません。

海外旅行へお申し込みいただいているお客様へは一通りご案内しまして、旅行に行く意志を確認しました。

もちろんご出発30日前の方はキャンセル料はかかりません。

ただし外務省の危険度がでていない地域に関しては旅行会社もツアーが実施できるものとしているので出発の30日前からキャンセル料をいただくのです。

このケースに関して理解いただける方は良いのですが、ウイルス感染が心配でキャンセルしたかった方の中では理解していただけなかった方もいました。

「もし感染したら、責任をとってもらえるのか!」

とても困りました。

感染しましたらお客様の自己責任になります。キャンセルをするならば、規定のキャンセル料金を払っていただければキャンセルできますし、外務省での危険度がでていない事についても説明しました。

最終的にはしぶしぶ理解をされキャンセルされました。

お金はキャンセル料を差し引き返金しました。

これから春休みで海外旅行も計画している方もいると思いますが、外務省の渡航情報を確認して気を付けてお出かけください。

旅行会社の新型コロナの影響

新型コロナウィルスで大打撃を受けています。

私は旅行会社に勤めています。主に団体旅行の営業をするプレーイングマネージャです。

学生の時から地理が好きで良く旅行にも行きました。知らない土地へ行き、うきうきする感じがとても好きです。

この仕事のいい事は、営業はある程度数字をだしていれば、仕事の時間配分を自分で決めれることです(私の会社だけかもしれませんが・・)

今まで家族も色々あったのですが、次男の病気に関してはデリケートな事だったので会社には伝えていません。

私は外回りが主体なので、営業を兼ねて子供の用事ができた事は大変助かりました。

もうひとつ、旅行会社に入って良かった事は、添乗員として旅行に同行できることです。旅行会社に就職したのはタダで旅行ができるという、よこしまな気持ちでした。

入社当初はタダでいろい色なところへ行けて楽しかったのですが、実際はお客様ありきなので、自分の好きなとこには行けませんし、主は営業なのでいつも数字に追われてばかりです。

家族が大変な時期は私も心労で大変だったのですが、添乗員として色々な場所に行くと気分転換できたり、温泉に入ってリフレッシュでいた点は良かったと思っています。

ただ添乗員として出る場合は家を空けてしまうので、それはそれで心配でしたが、家族がサポートしてくれました。私の両親や障がい者施設の方には大変感謝しています。

前置きが長くなりましたが、

当社が今の新型コロナウィルスの影響が極端に出始めたのは2月の上旬です。

一月下旬は中国の武漢でのコロナウイルスの蔓延に対して、団体旅行でも中国や日本でも春節で中国の方が多いところは気を付けて、マスクや手洗いなど気を付けましょう程度でした。

ところが二月に入り近々の二月~三月の旅行のキャンセルが相次ぎました。

いちばん敏感なのは教育旅行です。

私の地区は5月~6月が修学旅行のピークに入ります。

修学旅行の中止は子供たちにとってもありえないので、予定実行か?延期か?の二択になります。

ただ学校としては秋は行事が多いので予定通り実行したいのが本音です。

しかし延期にするにしても学校側としては、それぞれ修学旅行への思い入れやコンセプトがあり旅行日程の形を崩さないのが基本です。

ですので現状の日にちはそのままで、延期の場合に際して早く仮押さえをする必要があるのです。

それと中学校の場合はほとんどがJRを利用するのでJRは仮押さえができないので延期の場合は早めに決定をしなければいけません。

今現在は中学校はすべて秋に変更になりました。

小学校は仮押さえの段階でまだ様子をみている状況です。新年度早々には結論をだしていただくようお願いをしていますが、おそらく秋以降に延期になると思います。

3月の団体はすべてキャンセルになりました。4月以降もキャンセルが相次いでいます。

新型コロナウイルスは不透明な状況なので心配です。早期終息を祈るばかりです。

「東日本大震災」に思うこと。

大川小学校「震災遺構」として保存することを決定されたそうですが・・

あれから9年経ったのですね 。

犠牲になられた方々のご冥福を心から祈り致します。

今はコロナウイルスで世界中が戦いに明け暮れていますが、こんな時に大地震など

が起きたらと想像するだけで恐ろしいです 。

昨年、東北大震災の視察旅行に添乗員で同行しました。

石巻市を中心としました視察です。

私も8年たった石巻がどのように復興しているのか、大変関心がありました。

宮城県北東部の三陸沿岸に位置する石巻地方は東日本大震災の震源地に最も近く、

6000人以上の方が犠牲になるほどの甚大な被害を受けた地域です。

以前たくさんあった仮設住宅の多くは解体され、主要な道路なども整いつつありました。

その中で大川小学校跡地へ同行しました。

大川小学校は3.11で大きな被害にあった場所で。津波で全校生徒の108名のうち74名(死亡70名、行方不明4名)と学校にいた教師11名のうち10名が犠牲となった学校です。

ここでは「語り部」の方のお話を聞かせていただきました。

「語り部」の方のお子さんもこの大川小学校で亡くなったそうです。

「ここにはいくつもの小さな命があった。救いたかった、救って欲しかった、救えたはずの命があったんだ。」

多くの語りに胸が痛くなりましたが、なかでもこの言葉が胸を突き上げた。

私は添乗員なので、お客様の後ろで聞いましたが、涙が溢れてきました。

震災は多くの人の人生を激変させ、一人ひとりが負った心の傷は、時間で埋められるものではないですね。

私も、子供の事で大変な事がいろいろありました。

「元気でいてくれたらそれでいい」

改めて思いました。

今、コロナ感染症が世界や日本を大きく揺さぶっています。

団体旅行も3月、4月はほとんどがキャンセル又は延期になってしまいました。

今は、耐えるしかないですが、必ず終息するはずです。

今できることをおこなって、がんばりましょう!