新年度が始まった日、新しい担任の先生が夜、実家の家まで挨拶に来てくれました。
次男は会いたくないといい、私が新しい教科書などもらって今後の話を聞きました。
担任の先生は「次男へ声がけだけでも」
二階の次男のいる部屋まで行きました。
次男はおとなしく、会って少しだけ話ができました。
先生が帰ると突然キレ始めました。
もらった連絡帳などをビリビリ破きます。
この日に限らず、キレ方も頻度が増し、物を投げたり、壊したり、暴言を吐いたりと以前より激しくなっていました。
特に障子を破いたりするため、私の両親も手を焼いていました。
薬はしっかり飲ませているのですが、効果が現れず様子はひどくなるばかりです。
処方してもらった「ストラテラ」も二ヶ月がたちます。
病院の医師は
「学校に行かないのなら暴言やキレるのはおかしい」
「薬が合わないのならやめさせるか?」
薬のせいなのか?
手詰まりの状態でした。
SSTの先生は、
「成長がつまづいた時ににおこる、赤ちゃん返りなのでは?」
赤ちゃん返りの原因は、「もっと愛情を注いで欲しい」という気持ちだと言われていまるそうです。
自分を見て欲しい、構って欲しい、可愛がって欲しい、という気持ちです。
そのために、それまでできていたことをやらなくなったり、激しいワガママや自己主張をして、親に強制的に手をかけさせる行動に出るようです。
「幼児退行」などという言葉もありますが、子どもの赤ちゃん返りは、今の自分に必要なもの(愛情・関心)を求めるための大切な行動であり、成長の証であり、とても健全な発達過程だそうです。
次男は世の中が驚異であり、恐ろしい、信用できない、
それでストレスをためている。
エネルギーを貯めるため、子供返りをして、社会へ出るそうです。
でも、次男は違っていたようです・・・・・・。