次男は二ヶ月振りに私の実家に来ました。
久々に会うおじいちゃんとおばあちゃんでしたが様子の変化もなく、落ち着いて過ごしていました。
翌日、施設に戻る前に私と次男は書店に行く事にしました。
最初に学習関係の売り場に行きました。
次男「どれが良いの?」
私「計算のドリルとかは?」
次男「ドリルはたくさんやったから別のがいい。」
次男は熱心に物色していました。
じっくり時間をかけて選んでいたので私は何も言わずしばらく待ちました。
選んだのは意外にも、社会のドリルでした。
「いいんじゃない。」
次男はうれしそうな顔をしていました。
私は施設へ次男を送ったあと、家に戻りました。
長男が居間にいて、携帯電話の動画を見ていました。
私「支援学校ってどんな勉強をするの?」
長男「普通に勉強するけど、弟は重複障がいのクラスだから、自立学習しかしないよ。一般的な勉強はしないよ。」
次男は精神障害の1級手帳と療育手帳を持っています。
だから次男は勉強の事を心配をしていたのか・・・
私は担任の先生と話しもしたことがなかったのもあり担任の先生に電話しました。
私「学校が始まりましたけれども、次男の様子はどうですか?」
担任「落ち着いて授業を受けています」
私「次男は勉強の事を何かいっていませんでしたか?」
担任「自分は5年生から勉強していないので、少しでも勉強がしたいと言っていました」
私「A組は一般的な勉強をではなく、自立勉強しかしないと聞いたのですが、そうなのですか?」
担任「いえ、その子にあった学習をしますよ。来週から教科が始まります。」
「病院分校からの引継ぎで、生活面を重視ということを聞いているのですが、授業も落ち着いていますし、お父さんはどのようにお考えですか?」
私「5年生から勉強をしていないので、皆より遅れていると大変不安を持っています。
慌てなくてよい事を教えて頂きたいです」
担任「宿題はどうしましょうか?毎日だしても良いですか?」
私「宿題が簡単だと言っています。宿題の量も次男と相談していただければ助かります」
私はこれからお世話になることをお願いして電話を切りました。
若い男性の先生ですが、物分かりも良く頼りになる先生でした。