妻に言われるまでHSPとういう存在を知りませんでした。
内向的や神経質などネガティブなイメージを持たれやすいし、生きにくさを感じるHSPですが、実はそういう自分もHSPなのかと思い当たるところがあります。
私は旅行会社で営業をしています。営業もしますが、添乗員として一日中お客様と過ごすことがあります。
毎日、人と接する仕事をしているのですが、昔から職場や学校、組織に属するのが息苦しいと思っていました。
中学校まではそこまで気にしなかったのですが、高校に進学してからは人といるのが嫌で、友達もつくらず一人でいる方が好きでした。
こんな自分を変えなければと悩み、旅行会社へ就職しました。
職場や組織に属するのが息苦しく思ったのは人に合わせなければいけないからです。
営業でもお客様に合わせ、会社でも皆に合わせ、毎日疲れてしまっていました。
旅行会社も添乗員が華やかに見えますが、仕事がないと添乗もできません。
主は毎日営業で外回りです。実はこれは自分に合っていました。
会社にいることが嫌いなので、朝からすぐ外へでます。
営業は人と会わなければなりませんが、その場その場で過ぎていくので気づかれしません。
又、その日の成果などを日誌で提出しなければならないのでサボることはできません。ですので営業件数も多く、自然と営業成績が一番になります。
朝いちばんから営業にでて、デスクワークは皆が帰ってから一人でやりたいので必然的に帰宅が遅くなります。皆からは仕事が好きな人と思われていました。
そんなことを一人で毎日しているので、「一匹狼」とレッテルを貼られています。
でも、それでもいいと思います
「人がどう思っても関係ない。自分が良ければいいんじゃない」
そう考えるようになってから随分気が楽になりました。
でも今は立場もあり、部下もいるので疲れます。
ただ救いはプレーイングマネージャなので、外回りの営業もできるので助かります。
私は旅行の仕事は好きなのでどんなに忙しくても辛くありません。なので営業成績は良いです。
会社にもプレーイングマネージャーという立場として、営業もできるように、少しわがままを聞いてもらってます。
もし、会社に毎日いる立場になったらと思うとぞっとします。精神的に無理ですし、無理して勤めても精神的に必ず病みます。
なので、会社を辞めると思います。妻も了承済です。
HSPはネガティブイメージですが、感受性が強く、 高度な共感力を持つなど他の人にはない優れたスキルを備えている人もいるので、有名人や芸能人として活躍している人達もいるそうですね。
自分も子供もそうですが、できるところを伸ばした方が断然良いです。