統合失調症忘備録㉝「登校刺激」

不登校になって4ケ月がたち、一学期も終わろうとしていました。

次男の状況は悪くなるばかりです。

処方されたストラテラも効果がないため、増量になりました。

次男は頭がズキズキしたり、陽気になったり、眠れなくなったりと副作用がでてくるようになり心配をしていました。

夜、担任の先生に会うこともストレスです。

次男は

「適応指導教室に行かないので何て言えばいいのか?」

「先生は質問が多いので答えるのが難しい。」

早く終わらせようと嘘をついたり、良く見られようとします。

次男は学校に行く事がはずかしいと言います

「いまさら何しに来たのかと思われる」

「学校を休むことは悪い事」

「二学期から行く」

担任の先生は学校が終わってから、車で30分かけてきてくれます。

毎日授業があって大変なのに、熱心な先生です。

担任の先生は私にも

「登校刺激が必要です」と言います。

この、先生に会うということ良くなかったのかもしれません。

この後しばらくたって、担任の先生には家庭訪問はやめてもらうのですが

今思うと早い段階から「断る勇気」があれば良かったと後悔しています。

この頃になると医師もSSTの臨床心理士の先生も同じことの繰り返しです

「昼夜逆転を治し規則正しい生活をさせましょう」

「成長する力を信じて下さい」

しかし、次男の状態は悪くなるばかりで手詰まりでした。

以前から祖母は

「病院を変えた方がいいのでは?」と言っていました。

「次男の状態が悪くなるのは、今やっていることが良くないかもしれない。」

「別の良い方法があるかもしれない」

私は次男の病院を変えることにしました。

投稿者: ひろば

次男が統合失調症になってから大変な5年が過ぎました。絶望した事もありましが家族も落ち着いてちょっと余裕もできました。旅行会社に勤める旅すきな父。

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